雑談

青太ショック(>_<)

 第27回国際青島太平洋マラソン(http://www.aotai.gr.jp/index.html)は今年の128日(日)に開催。例年12月の第2週に行われますから、これは例年通りです。そして募集開始は820日。これもほぼ例年通りと言っていいでしょう。ところが!なんと翌々日の22日をもってフルマラソンの申込みを締め切ったとのこと。あっという間に定員9,000人に達したのだそうです☆=>=>=>(+_+。)

 東京マラソンがはじまったのをきっかけに、全国的にマラソン人口が増えたと言われていますが、わずか2日で締め切りとは(゜◇゜)。ついに宮崎県にもその余波がやって来たようです。

 このぶんだと来年の第28回大会では、当選した人だけが宮崎神宮と青島神社の間の”アオタイコース”を走れる権利をゲットできるような、抽選方式になるかもしれない・・・「世界一チケット入手が困難」と言われるあの人気グループのコンサートの次に当選倍率が高くなるかもしれない、などと今から来年の事が気になります。

 ともあれ、全国から、そして世界各国からランナーが集まって、宮崎の自然を満喫しながら走り、大会が盛り上がるといいと願います。

ポケットマネーに学ぶ

 先日、ズボンのポケットに100円玉を入れていたのです。これぞまさしく「ポケットマネー」。自販機でジュースを購入しようと思い、ちょっとの時間、そして距離だから、と油断したのがいけなかったのです。

 自販機の前に立ち、おもむろにポケットに手を入れてみると・・・Σ(゚д゚lll)。なんと無いじゃありませんか!100円玉が。よくよく探しても何もない!いや、あった!見つけたのはなんとポケットにぽっかりあいた穴でした。ガーン。

 幸い、路上に落ちていた100円玉を見つけて事なきを得たのですが、省みますと、ポケットを過信していたこと、そしてポケットの確認を怠ったことが原因だと言えます。

 考えてみますと、私たち老健施設に勤める者は、利用者様のケアを行う上で、様々な道具を用います。そのことにより、介護をされる方の苦痛および介護する側の負担を軽減できるほか、作業効率の向上、そして安全性の向上もはかれて、ケアの質が向上するものも少なくありません。しかし、それはあくまでもその道具が故障(trouble)や異常(abnormality)がなく、かつ適正に使用された上での話。

 たとえば、ズボンのポケットなら穴は一個、物の出し入れをするためにあいているのが通常であり、それによって何かと便利に活用できます。しかし今回のように穴が2つあいていると大変!ましてやこれが介護機器の場合だと取り返しのつかないことになりかねません。

 毎日何気なく使用する道具ほど、その「何気なく」に重大な落とし穴がぽっかりとあいているのではないか?と、日ごろからの点検と整備、そして正しい使用の重要性を痛感した出来事でした。

富士山万歳ヽ(^o^)丿

 830日は富士山測候所記念日。気象庁札幌管区気象台のホームページ(http://www.jma-net.go.jp/sapporo/today/0830.html)によると、「1895830日、大日本気象学会員の野中至が私財を投じて富士山頂に建設した気象観測所の完成を中央気象台に連絡してきたこと」に由来するのだそうです。今から何と118年前ですからすごいですね。そして2008年に無人化されたそうですが、藤山健二さんが著した小説『富士山の身代金』(新潮社)では、無人化される前のこの測候所をテロリストが占拠し、測候所職員を人質にとって多額の身代金を要求する、という驚くべきストーリーが展開されています。

 さて、今年のこの富士山測候所記念日。今年はまた特別なものとなったのではないでしょうか。念願の世界文化遺産に登録されたわけですから。

 富士山世界文化遺産登録推進両県合同会議のホームページ(http://www.fujisan-3776.jp/)を見ると、富士山に関するいろいろなことがわかります。また、どんなに背伸びをしても、さすがに宮崎県からは拝むことができない富士山の姿を、ライブカメラで拝むこともできますからありがたいです。

 世界文化遺産となって初めての富士山測候所記念日。利用者様と「富士は日本一の山」と歌いながら、ネットで楽しんでみてはいかがでしょうか。

 一報、台風15号(コンレイ)が近づいています。気象庁台風情報等の情報を参考に、早めの対応をお願いします。

季夏(きか)

  「季夏」と書いて「きか」と読む。『広辞苑』によれば「夏のすえ。晩夏」という意味です。気がつけば8月も今週いっぱいで終わり。鷺沢萌(さぎさわめぐむ)さんの短編集『少年たちの終わらない夜』(河出書房新社)の最後に『ティーンエイジ・サマー』という作品が収録されています。長い長い夏休みの終わりを、なんとも切ない気持ちで見送っていた学生時代を思い出して感傷的になってしまう名作です。そもそも例年ならば「夏が終わる」と聞くだけで、ちょっぴりさみしい気持ちになっていたのです。ただし、今年の夏は全然そうじゃない(-_-)

まったく、今年の夏はいつが「すえ」なのでしょうか?「夏に終わり」があるのでしょうか?月曜日はぐずついた天気だったものの、そう思ってしまうくらい、暑い夏が猛威を振るい続けています。個人的には近年、春と秋が短くなって、夏と冬が長くなってしまったように感じますが、こんなに暑い日が続いていると、「春夏秋冬」ではなく、「夏夏夏じゃないかと思ってしまいます。「夏夏夏」と、が三つ連ねて「げげげ」・・・って、鬼太郎か!?

冗談を言っている場合でもありません。まだまだ「夏のすえ」は見えてこないようです。利用者様の体調管理には十分留意しながら、仕事に励みましょう

暦の上では処暑

 NHK連続テレビ小説「あまちゃん」が好評、驚いたときに発する「じぇじぇじぇ!」が流行するなど、社会現象にもなっています。大ヒットの劇中歌「潮騒のメモリー」に続き、「暦の上ではディセンバー」もシングルリリースされるようで、楽しみです。

 しかし、こっちの方は「楽しみ」というより「願望」です。823日は処暑(しょしょ)。『広辞苑』には「暑さが止み、新涼が間近い日」とあります。2013年の夏は記録的な暑さ。毎日毎日「暑いですね」がお決まりの挨拶です。そしてやっと訪れた処暑、「暦の上では」というのは勘弁して欲しいです。何とか涼しくなってほしいと願ってやみません。そして、熱中症の予防は引き続き徹底して取り組みましょう。参考になるサイトを87日付けブログに引き続き、下記に紹介いたします。

 

日本気象協会熱中症指数(宮崎県)

環境省 熱中症予防情報サイト

応援しよう延岡学園!

 宮崎県民の悲願がついにかなおうとしています。第95回全国高校野球選手権記念大会、すなわち夏の甲子園で、本県代表の延岡学園が岩手県の花巻東に20で勝利ヽ(^o^)丿。選手の皆さんの頑張りはもとより、応援の皆さんも一丸となった応援で、熱戦を後押しした結果だと思います。特にスピーカーから聞こえてくる吹奏楽による「あまちゃん」のテーマソングの素晴らしかったこと!!!まさに「じぇじぇじぇ?(o)/!」というくらい見事な演奏でした。

 822日、深紅の優勝旗をかけて、延岡学園は群馬県の前橋育英と対戦します。これは(公社)宮崎県老人保健施設協会としても、総力をあげて応援するしかない!です。

 ただし、試合開始予定時刻は1200分。各老健施設において、利用者様は昼食の時間ではないかと思われます。食事中のムセをはじめとする、利用者様の状態変化には、いつも以上に注意を払って食事介助にあたりましょう。延岡学園の選手の皆さんも全力でプレーし、そして必ずや勝利を収めてくれるものと信じています。老健施設に勤める私たちも全力でケアにあたり、そして安全面に十分配慮して、みんなで応援いたしましょう!!フレー、フレー、延岡学園ヽ(^o^)丿

暑い時におすすめの一冊『炎都』

 暑い日が続いております。そんな今日この頃にいかがか?という本の紹介です。

 「炎都 City
Inferno
」は柴田よしきさんの作品で、徳間文庫より20001115日に初刷が出ています。

 舞台は京都市。地質調査会社に勤める木梨香流は、地下水の水位が急激に下がっていくのを不思議に思います。それから間もなくカラカラに干からびた連続ミイラ化殺人事件が起こり、人々を恐怖に陥れますが、しかしこれは平安時代、藤原道長に焼き殺された花紅姫の怨念と、姫が思いを寄せた一条帝への執念による都壊滅への序章に過ぎなかったのです。

 その後地下直下型地震で市街に通じる交通網の全てを遮断された京の都の空を、飛黒烏(ひこくう)が飛び交います。ギャオスに似ているこの妖怪は元々天狗族。火妖族に改造されて人間を瞬時にミイラにしてします。さらに空から落ちてくる火の玉が町を火の海にしますが、これは鞍馬(天狗)のしわざ。川からは水虎という、カッパの中でも最もどう猛な妖怪が上がってきて人を襲います。そして様々な妖怪が入り乱れて都はまさに「魑魅魍魎(ちみもうりょう)」。どうしてこんなことが起こったのか?花妖族最後の生き残り、花紅姫を封じ込めていた五芒星の封印が破られたからなのでした。

 この危機を救えるのは誰か?それは花屋を営む真行寺君之。彼こそ一条帝の生まれ変わりなのですが、そんなことはつゆ知らず、いやいやお見合いをするはめになった香流にコサージュを作ってやったのが縁で相思相愛となります。そんな君之の前に現れたのはゲッコー族の遣い珠星(じゅせい)。なんとイモリの姿をしていますが、南海の巨神「ゲッコー」の遣いで、様々な超能力を持ち、君之のシャツのポケットに入り、君之を守り、助言を与えます。

 多くの人が犠牲になり、タイトル通り「炎都」となった京都。このまま滅んでしまうのか?という絶体絶命の中、それぞれの登場人物が自分に与えられた使命を遂げようと必死の頑張りを見せます。果たしてその結末やいかに・・・・・。

 封鎖され、炎上する京都の街で展開される想像を絶する展開がハラハラドキドキですが、その一方で、登場人物の会話がとても軽妙で笑ってしまう場面もしばしばです。「魑魅魍魎(ちみもうりょう:山の怪物や川の怪物。さまざまのばけもの/『広辞苑より』)」という言葉はこの作品のためにあると言ってもいいくらい、たくさんの妖怪が出てきますが、決してホラー作品ではありません。「痛快妖怪小説」とでも言いましょうか。

 柴田よしきさんの「炎都」シリーズの第一弾でもあるこの作品、結末を申し上げるわけにはいきませんが、暑いというか「熱い」と言ったほうがいいくらいのこの季節に読むと、スカーッとすること請け合いです。その面白さについつい熱中してしまうことと思いますが、熱中症にはくれぐれも気を付けて、お読みになってみてはいかがでしょうか。もちろん、利用者様の熱中症予防もしっかり行って参りましょう。

星の流れに(ペルセウス座流星群)

 「星の流れに 身を占って どこをねぐらの今日の宿 ・・・・・」というのは菊池章子(きくち
あきこ)さんの代表曲「星の流れに」です。作詞は清水みのる、そして作曲を利根一郎というゴールデンコンビが手がけた、1947年(昭和22年)の大大大ヒット曲です。1番から3番まで「こんな女に 誰がした」で終わるその歌詞は、寝る場所も決まっていない、身も心も疲れ果てた女性が、生き別れた妹や母親と一目逢いたいと切望しながら、夜の街をさまよう、というとても悲しい内容なのですが、ゆったりとしたメロディーを菊池章子さんが情感たっぷりに歌い上げていて、ずずずーんと胸に響く名曲です。

 さて、812日から13日を中心にペルセウス座流星群が見ごろです。しかも、自然科学研究機構国立天文台のホームページによれば、「今年(2013年)のペルセウス座流星群は、日本でたいへん条件よく観察できる」と考えられており、「このような好条件で観察できる年はあまりありません」とまで断じています。

 12日の真夜中前後から13日の明け方前にかけて、特に多くの流星が観察できるようです。しかも、「空の広い範囲が見渡せれば、どちらを向いて観察しても構いません」ということです。名曲「星の流れに」を鑑賞しながら、夏の夜空の天体ショーを楽しんで見てはいかがでしょうか。ただし、寝不足にならないようお願いします。

ねなっとと(なくなるんだって)

 「えっ!ねなっとと!!」76日の宮崎日日新聞を見て叫んでしまいました。あの「九州一周駅伝、すなわち「高松宮賜杯
西日本各県対抗九州一周駅伝競争大会」が今年で終わってしまうという記事に愕然となった宮崎県民は、私一人ではないはず。

 1952年から始まった歴史と伝統のあるこの大会は、宮崎県民にとって誇りでもありました。優勝回数は実に36回!大会期間中は夕方のニュースで、宮崎県チームがどれだけリードしているかを知るのが楽しみでした。

 また、福岡市に住んでいた頃があったのですが、常日頃宮崎県の話題があまり取り上げられない福岡県のテレビが、この期間中ばかりは宮崎県チームの活躍を連日報じ続けていて、少なからぬ喜びを感じたものでした。そして、同市天神にある西日本新聞本社前のゴール地点に応援に行き、他県チームを大きく引き離して堂々とフィニッシュテープを切る宮崎県チームの雄姿を「ばんざーい!」と叫びながら迎えたこともありました。

 はぁーあ、その九州一周駅伝がねなってしまうとは・・・。残念でなりません。できればねならんで欲しいと願うのですが、今や博多と鹿児島を新幹線が1時間19分で結ぶ時代。走って回るというのは時代遅れなのでしょうかね。

人は老いない

A man is not old until regrets take the place of
dreams.


 「人は老いない。後悔が夢にとって替わるまでは」と言ったのはアメリカの俳優ジョン・バリモア(John Barrymore1882-1942。『世界のトップリーダー英語名言集』、デイビッド・セイン/佐藤淳子、Jリサーチ出版)。

 老健施設に勤務する中で、「利用者様に生き生きとした人生を送ってもらうにはどうすればいいか?」と常々考えているのですが、ジョン・バリモアが言うように、夢を持ち続けていただくことは重要だと思います。

 そのためには「夢のあるケアプラン」を作り、それを実践することではないしょうか。単に「歩けるようになる」という漠然とした目標ではなく、例えば「歩いて50メートル離れた〇〇さんの家に行き、趣味の将棋をさして楽しい午後のひとときを過ごす」というように、生き甲斐に直結する具体的な目標を設定し、それを各職種が連携しそれぞれの専門性を活かして実践し実現を目指す・・・。できないことを悔やむのではなく、できる喜びを次なる夢へつなげ続けられたら、「人は老いない」のではないでしょうか。

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