あげあげライジング(´∀`∩)↑age↑d

 42歳。クルム伊達公子選手の快進撃に拍手喝采でした。全豪オープンテニスで最年長勝利記録を更新しました。クルム伊達選手の代名詞とも言えるライジングショット。ボールがバウンドして上がってくる所を打ち返すから、相手からすれば「えっ!?もう戻ってきたの( ゜Д゜)?」って感じでしょうか。しかも角度もついている上に、あの抜群のボールコントロールでライン上を狙われたら若い選手もお手上げなのではないでしょうか(,,゚Д゚)∩。誰にでもできる技ではありません。

 最年長勝利について116日の宮崎日日新聞には「コートでは相手が誰であろうと、私が何歳であろうと関係ない」というコメントが紹介されていましたが、全くその通りです。かつて世界ナンバーワンのシュテフィー・グラフ選手を相手に、あの強烈なフォアハンドを、ライジングショットで勢いそのままに、熨斗(のし)を付けて打ち返し続けて勝利した、あの感動の名場面をそのまま再現するような活躍ぶりを見てひとしおならぬ感動を覚えました。

 クルム伊達公子選手の活躍は、全仏、全英、全米とまだまだ続くものと期待されます。その快進撃はきっと彼女のプレイスタイル同様、ライジング。あげあげ(´∀`∩)age↑になるでしょう。宮崎でテレビ放送される試合が少ないのは残念ですが、応援していきたいと思います。

 さて、スポーツ界から一転して今度は文学界の最年長記録。第148回芥川賞に史上最年長となる75歳!の黒田夏子さんの「abさんご」が選ばれました。デビューは昨年といいますから2度ビックリです。

 117日の朝日新聞の「ひと」欄には、黒田さんが写真付きで紹介されていました。「前例の無いものが書きたい。新しさが目的ではなく、自分の表現したいことを表現できる書き方を見つけたいと思ってきた」というコメントが載っていました。大変失礼ながら、これが75歳の方の発言とは!!すごすぎる!!と少なからぬ驚きをもって読みました。そして我が身を顧みて、まだまだ頑張らなくては!と反省しました。

 「文章からカタカナや人名、固有名詞が消えていった。ひらがなを多様、しかも受賞作『abさんご』は横書きだ」と書いてありましたが、もちろんそれだけでは内容はわかりません。早く読んでみたい気持ちで一杯です。

 クルム伊達選手といい、黒田夏子さんといい、「最年長」として紹介されていますが、お二人とも「まだまだこれから!!」という強い意欲、熱意があるような印象を受けます。まさに「あげあげ」、まさに「ライジング」今後ますますのご活躍に期待するとともに、自らも「もう歳だから」などと年齢のせいにして努力を怠ることなく、頑張らなくてはならない!と思ったニュースでした。

鵬翔高校おめでとうヾ(^v^)k

 やりました!その瞬間、宮崎県じゅうが歓喜に湧きました。サッカーの第91回全国高校選手権。全国4,175校の頂点に宮崎県代表の鵬翔高校が立ちました。119日の京都橘との決勝戦はまたまたまたまたPK戦。ハラハラ、ドキドキ。だけど必ずやってくれると信じていました。県民皆がそう思っていたはず。そして現実にそれをやってのけてくれたのだからやっぱりすごいです。おめでとうございます。

 老健の利用者様の中にも、自分の孫や親戚が出場しているという方がおられたかと思います。さぞかし大喜びのことでしょう。

 20日の新聞トップに、でかでかと「鵬翔高」の活字が踊るそんな中、もう一つ「鵬」の字が目に留まった方も多かったと思います。そうです。元横綱大鵬の納谷幸喜(なや
こうき)さんが逝去された事が報じられていました。「巨人、大鵬、卵焼き」の大横綱、大鵬です。老健を利用されている高齢者世代にとっては押しも押されもせぬヒーローです。大喜びの一方で、驚き、あるいは悲しみの念を抱かれた利用者様もおられたのではないでしょうか。

 ずいぶん前のことですが、親方時代の大鵬を実際に間近でお見かけしたことがあります。テレビで見るよりも圧倒的に大きく、白い肌、そして透き通るような目。何よりも優しそうな表情が印象的でした。

 「鵬」を『広辞苑』で調べると次のように載っていました。

 

「〔荘子逍遥遊〕 想像上の大鳥。鯤(コン)という魚が化したもので、翼の長さ三千里、九万里の高さまで飛ぶとされる。おおとり」。

 

 「鵬翔高校」という、平成の「鵬」が天高く舞った同じ日に、「大鵬」という昭和の「鵬」が静かにはばたくことをやめた・・・。それは偶然とは言え、何とも言えない複雑な気持ちがしました。

 大鵬関、昭和の日本を熱く、元気にしていただきありがとうございました。ゆっくりと羽を休めて下さい。そして鵬翔高校のみなさん、感動をありがとうございました。今回の快挙を新たな揚力として、さらに高く高く舞い上がって欲しいと願います。

春化処理

 「春化処理(しゅんかしょり)」とはロシア語の「ヤロビザーチヤ(yarovizatsiya)の日本語です。『広辞苑』には次のように書いてあります。

 

「ソ連のルイセンコがその発育段階論に従って提唱した植物処理の方法。例えば、秋播作物の種子を催芽して低温処理し、春播いて結実させるようにすること。ヤロビ。春化処理。バーナリゼーション」

 

 全く関係ないのですが、120大寒。調べなきゃ良かったのですが、これまた『広辞苑』をひいてみました。

 

「非常に寒いこと。また、その時・・・」

 

あーあ、やっぱり調べるんじゃなかった(‘A`)。言われなくても寒いんです。早く暖かくならないかなあ。そんな時にふと思いついたのが冒頭の言葉。

 

「春化処理:大寒の非常に寒い時に、あたかも春が来たかのように南風をそよそよと吹かせて、人々の身も心もあったかーくすること(*゚∀゚*)」。

 

・・・ってなぐあいの「春化処理」、ないかなあ?ないよなあ。そんなことをしては自然の摂理に反しますし、地球温暖化がいっそう進む原因にもなるかも・・・。「小寒の氷大寒に解く(大寒がかえって小寒よりも暖かなこと。物事が必ずしも順序通りにゆかないことにいう、『広辞苑』より)」となってはいけませんものね。

 ともかく冬本番です。インフルエンザをはじめ、感染症への対策を心掛け、利用者様の体調管理に万全を期しましょう

 

 

研修会開きます(在宅支援部会)

 (社)宮崎県老人保健施設協会在宅支援研究部会は223日(土)、宮崎市中央公民館中研修室で研修会を開きます。

 この研修会では、さきごろ同部会が会員施設を対象に実施した老健施設の在宅復帰率、ベッド回転率、そして平均要介護度等に関するアンケートの調査結果の報告が行われるほか、在宅復帰施設である老健施設の取り組み状況についての事例報告などが行われます。

 この研修会は老健職員に限らず、どなたでも受講することができます。なお、参加費として老健職員は一人500円が必要ですが、その他一般の方は無料です。また、駐車場をご利用の方は、宮崎市総合体育館立体駐車場が1時間100円でご利用になれます。

 くわしくはこちらをご覧ください。また、この研修会へのお問い合わせ・お申し込みは介護老人保健施設サンヒルきよたけ(担当:黒木勝久、電話:0985-84-0333FAX0985-84-0700)までお願いします。

Aβ42とAβ38

 14日の朝日新聞の記事。「Aβ(アミロイドベータ)42」と「Aβ38」いう言葉が目に留まりました。新たなアイドルグループの名前ではありません。私たち老健施設で働く者にとって関係深い物質です。 

 「アルツハイマー物質 できる仕組みを解明 大坂大のグループ」と見出しの立ったその記事。神経細胞にあるたんぱく質の一つが、ガンマセクレターゼという酵素で切断されてできる毒性の高いAβ42が脳内にたまることで起こるアルツハイマー病について、この酵素とAβ42をさらに反応させると、毒性の低いAβ38に分解されることを、同大学のグループが突き止めたのだそうです。

 今まではAβ42ができないよう、この酵素の働きをじゃまする薬剤の開発が進められてきたとのことです。しかし今回の研究結果により、むしろ酵素を活性化させて、Aβ42Aβ38に分解する薬の方が、治療効果が高まるのではないかと新たな治療薬づくりにつながる可能性があるのだそうです。

 一度読んだだけでは理解しにくかったのですが、掲載された模式図を参考にしながら読み直すうちに、「これはすごいことだ」とわかってきました。老健施設に限らず、高齢者を対象にした仕事に携わる者にとって、認知症への理解と対応は避けて通ることはできません。そのような中、認知症に関する研究も、国内外でこのように進められていることを改めて知らされた記事でした。実用化に向けてさらなる研究が進められることを切望しながら、私たち自身もまた、認知症ケアのスキルアップを目指さなければならない、と思いました。

冷やし○○

 今から39年前、昭和49年の116日は石油第2次消費規制が始まった日です。都市部ではネオンの明かりが消えたそうです。

 いわゆるオイルショックまっただ中。石油はもちろん、関連する製品、だけじゃなく、関係ない製品までもが軒並み値上がりしたり、品薄になったりしました。「狂乱物価」などという言葉も飛び交いました。

 その中でもとりわけ「トイレットペーパー騒動」は忘れられない出来事です。スーパーにはトイレットペーパーを買い求める人だかりができ、商品棚はすぐ空っぽ、買占め騒ぎもあったりして、学校では先生が特別授業を行い、「いいですか皆さん、鼻紙は一度チーンとかんでポイと捨てるのではなく、半分に折ってまたかみましょう、そして半分に折って使いましょう」などと子供たちに教えていたりしたのですが、実の所トイレットペーパーの生産は安定しており、「紙がなくなる」という噂だけが先行したためにパニックに陥ったのだと知ったのは後々の事でした。

 そんなことがありましたが、灯油はさすがに値上がりし、石油ストーブもずいぶんけちって使っていたものです。ですから随分冷え冷えとした冬を過ごしていた記憶があります。

 そんな116日の誕生花はなんと・・・「冷やしンス」・・・じゃなかった、「ヒヤシンス(黄)」。耳にしただけで冷え冷えする感じがしますが、花言葉は意外にも「勝負」。実は熱い思いを秘めた花なんですね。おあとがよろしいようで<(_ _)>

かき入れたものとは?

 もう去年の話になってしまいましたが、年末、スーパーに買い物に行った時のことです。警備員を配した駐車場はほぼ満車。何とか車を停めて店内に入れば黒山の人だかり。レジには行列。さすが年末モードです。

 「うーん、これはまさしくかき入れ時だねえ」ふっと洩らしたその瞬間、頭上に「?」マークが浮かびました。

 

「一体何を”かき入れる”と言うのだろう(´・_`)

 

 その時点までは「掻き入れる」つまり、「(指・爪・熊手などで)かくようにして中に入れる」(『スーパー大辞林』より)という意味合いで「掻き入れ時」とずーっと信じ込んでいたわけです。

 「まさかまさか、テレビでよく見るお正月風景のあれ!大きな社寺の初詣での時に賽銭箱のかわりに広いシートを敷いて、そこに遠くからポーンと投げるお賽銭の山!あれを熊手で掻き入れる、ってところから”掻き入れ時”と言うようになった・・・そんなわけはないよなあ、絶対に」

 などと非常に不謹慎な事(もちろんそんなことはしませんよね)を考えていてはらちが開かない、というわけで、同じく『スーパー大辞林』で調べてみました。すると意外や意外(゜Д゜)。そこには次のように掻いて、じゃなくて書いてあったのです。

 

【書(き)入れ時】:〔帳簿の記入に忙しい時の意から〕商売が繁盛してもうけの非常に多い時。『盆と暮れは商店街のだ』」

 

そうです。「掻き入れ時」じゃなくて「書き入れ時」。帳簿の記入が忙しいからだったとは!己の無知に恥じ入るばかりです<(_ _)>

今や帳簿は電算化の時代。「書き入れ時」というよりもパソコンで「打ち込み時」、あるいはバーコードで「読み取り時」とでも言うのかなあ。まあそれはよい。とにかく長年の誤解が正せたことでよしとしよう、そう思った次第でありました。

余談ですが、佐藤正午の著書『ジャンプ』(光文社文庫)には、この「書き入れ時」という言葉が2度使われています。この作品を読んだのは、時あたかもこの誤解が解けた直後。うーん、もっと早く読んでおけばよかった(+o+)・・・いやいや、そういう問題ではありません。これは名作です。たった一杯のカクテルが人の人生を変えてしまうのです。それを飲んで酔っぱらった男性のために「五分で戻ってくるわ」と、翌日の朝食のリンゴを買いに出かけた彼女が忽然と姿を消してしまうというミステリー(?)です。その真相は意外や意外!!すっごく面白い上に、「書き入れ時」の正しい使い方までわかる傑作です。一気に読み進めなくては気が済まなくなるような、超望遠レンズも顔負けの引き寄せ効果抜群の小説、是非ご一読あれ。

祝!新成人(^.^)/~~~

 114日は成人の日です。今年の新成人は、男性63万人、女性59万人の122万人。去年と同数で過去最低数とのこと。また、総人口に占める割合は0.96%で、3年連続で1%を割り込んでいるのだそうです。最も多かった1970年の246万人と比べると、半分以下、うーん。

 これはつまり、日本の人口そのものが減少していることと、日本の人口構成比率の中で、若年層の占める割合が減少していることの両方を示しているわけです。

 この実態が抱える問題は少なからずあるわけですが、それはさておき、ともかく日本の将来を担う新成人の晴れの門出を祝いたいと思います。

 また、各老健施設におかれましても、今年成人を迎える職員がおられるかと思います。心よりお祝い申し上げますとともに、今後老健スタッフとしてはもとより、社会人としてより一層ご活躍されますことを祈念申し上げます。

応援しよう!市町村対抗駅伝!

 新春の日向路を駆け抜ける3回宮崎県市町村対抗駅伝競走大会114日開催されます。県内全26市町村から38チーム、456人の老若男女が参加。宮崎市の県庁前を発着点とする12区間39.2キロで健脚を競います。

 この大会は第55回宮崎県駅伝競走大会も兼ねているものです。しかし一昨年から市町村対抗に形式を変えてから、その様相は一変したと言っても過言ではありません。何といっても「市町村対抗」です。県内の全市町村も共催するようになって、これは盛り上がらないはずはありません(共催はその他公益財団法人宮崎県体育協会、主催は宮崎日日新聞社と宮崎陸上競技協会)。

 それぞれの市町村を代表して走るのは、小中高生、一般、40歳代、そして50歳以上。小学生が走る4区間のうち、2区間は女子の部となっているのも大きな特徴です。それもそのはず、この大会の目的は「宮崎県駅伝の伝統を継承し、ジュニアの育成と駅伝王国宮崎の復活を期し併せて県内各市町村のさらなる交流の促進、県民スポーツの振興をはかること」なのです。

 元旦のニューイヤー駅伝、期待された旭化成は残念ながら10位に終わりました。しかし高校駅伝では小林高校男子が駅伝王国宮崎の復活を予感させる12年ぶりの7位入賞。そうです!復活の胎動は既に始まっているのです。ジュニアを育成し、駅伝王国復活を目指すためにも、市町村対抗駅伝競走大会をみんなで応援しましょう。その中から将来のオリンピック選手が育ち、そして金メダルをとれるように。どの市町村も、どのチームも、そしてどの選手もがんばれー!!

快進撃が止まらない

 一日中寒かった15日。それなのに手に汗握った宮崎県民も多かったのではないでしょうか。そう、サッカーの第91回全国高校選手権。宮崎県代表の鵬翔高校がやりました!島根県代表の強豪、立正大淞南高校を相手に31で勝利(*´▽`*)。堂々のベスト4入りを果たしました。同校はもちろんのこと、我が県初の快挙ですバンザーイ!バンザーイ!

 6日の宮崎日日新聞には紙面の大半を割いてその快挙を報じていました。写真も見だしもドンドンドーン!!とでっかくて、今回の勝利がいかにすごいことかを視覚的に訴えていました。そして15面左隅には「夢は見ればかなう。歴史を変えてくれた。神懸かりですかね」と感極まって話す監督の談話が紹介されていました。

 それはそうでしょう。神話の里宮崎県です。しかも昨年から古事記編さん1300年で湧いているとあれば、神様も手をさしのべて、じゃなくて足をさしのべて下さってもおかしくはないかも。しかし考えてみたら両県とも神話の里。天上界では日向神話の神々チームと、出雲神話の神々チームで熱戦を繰り広げておられたかもしれませんね。

 それはともかく、( 」´0)」。この夢にはまだまだ続きがありますよ!「ここまできたら日本一を目指す」と、同紙には主将の頼もしいコメントも載っていました。12日には憧れの国立競技場で準決勝が行われます。対するは石川県の強豪星陵高校。みんなで応援しましょう(^_^)v

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