協会活動報告

あと一週間だー(^O^)

 617日は何の日でしょうか?って、もうここまで来れば四の五の言ってはいられません。余談を挟んで本筋以外の話をしている場合でもなければ、無駄口を叩いてなんのかのと、とやかくかれこれと言って騒ぎ立てている状況でもありませんし、前置きを長くしたり御託を並べて要点に入らないでいる余裕はありません。単刀直入にズバッと要点に入りたいと思います!!・・・って全然単刀直入じゃないじゃん<(_ _)>

 「第14回九州ブロック介護老人保健施設大会inみやざき」1114日、15日)の演題発表エントリー開始は624日からスタート。ついに、あと1週間に来週となりました!!つまり617日は受付開始ジャスト1週間前記念日!というわけです。発表を予定されている皆様におかれましては、準備のほどはいかがでしょうか?

 抄録の書式やエントリー方法などの詳細は、先日発送した「参加のご案内」に記載しています。よくお読みいただいた上で、ご準備いただきますようお願い申し上げます。

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↑これが「参加のご案内」です。

 

 たくさんのエントリーをお待ちしています。なお、受付締め切りは85日(月)必着です。くれぐれも冒頭のような駄文にならぬよう、決められた文字数、書式を守ってくださいね(^o^)/?。

研修会開きます(ケアプラン部会)

 公益社団法人宮崎県老人保健施設協会ケアプラン研究部会は76日(土)、宮崎市の

JAAZMホール別館201研修室で、包括的自立支援プログラム策定研修会を開きます。

 今回の研修会は初任者が対象。ケアプランを策定したことがない方や、自信がない方等を対象に、わかりやすく説明・研修を行う予定です。特に今までに参加されたことがない方は、是非ご参加ください。

 会員施設の方は参加費として一人500円が必要ですが、会員施設以外の方は無料です。受講を希望される方は、別紙参加申込み書により、625日(火)までにファックスにてお申込み下さい。

 申込みおよび問い合わせは、介護老人保健施設 並木の里(担当:宮田、Tel 0983-44-6066Fax 0983-44-5109)までお願いします。詳しくはこちらこちらをご覧ください。

再来週でーす(^O^)

 610日は何の日でしょうか?そうです。時の記念日です。「時間を守りましょう!」という日です。時間の流れはみんなに等しく与えられたもの。「僕は1時間が70分もあるんだぜぃ!」とか、「私は先月前借りしたから今月は1時間が50分しかないの(ToT)」などということはありません。もっとも、特殊相対性理論によれば、光速に近い速さで進めば時間はゆっくりになるそうですが、それができるのは「光速エスパー」ぐらいでしょう。なに?知らない( ̄□ ̄😉?ガーン。

 ともかく610日は時の記念日。みなさん時間を大切に。時間を守りましょう。えっと、ほかに何かなかったっけ?610日って・・・・・ハッ(_😉大事なことを忘れてた!!

 「第14回九州ブロック介護老人保健施設大会inみやざき」(1114日、15日)の演題発表エントリー開始は624日からスタート。なななんとジャスト2週間、ついに再来週となりました。発表を予定されている皆様におかれましては、準備のほどはいかがでしょうか?

 抄録の書式やエントリー方法などの詳細は、先日発送した「参加のご案内」に記載しています。よくお読みいただいた上で、ご準備いただきますようお願い申し上げます。

 

 

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↑これが「参加のご案内」です。

 

 たくさんのエントリーをお待ちしています。なお、受付締め切りは85日(月)必着です。「締切記念日」というのはありませんが、みなさん締切守って下さいねヽ(^o^)丿。

「会員施設」情報の見直しについて(重要)

  当協会ホームページの会員施設一覧」関し、会員施設の皆様に45日付け文書により各施設の情報の確認・見直しをお願いしたところ、多くの施設よりご回答をいただきました。ご協力ありがとうございました。

 回答期限の531日までにいただいた情報をもとに、必要な情報の更新作業を行いましたので、情報見直しのお申し出をいただいた施設の皆様は、ご確認方お願いいたします。

 また、ご回答がお済みでない会員施設で、内容の変更が必要な施設がありましたら、メール〈info@miyazaki-roken.jp〉にてご連絡下さいますよう併せてお願い申し上げます。

研修会開きます(看護介護部会)

  公益社団法人宮崎県老人保健施設協会看護介護研究部会は76日(土)、宮崎市の古賀総合病院腎センター5階で研修会を開きます。

 今回の研修会は「褥瘡予防」がテーマ。講師に元宮崎医科大学(現宮崎大学医学部)皮膚科准教授で、現在は古賀総合病院副院長の緒方克己先生をお招きし、高齢者の褥瘡予防についてわかりやすくご教授していただきます。

 時間は13時から15時まで。参加費として一人500円が必要です。くわしくはこちらをごらんの上、奮ってご参加ください。

 なお、この研修会へのお申込み・お問い合わせ等につきましては、介護老人保健施設春草苑(しゅんそうえん)、仮屋美喜子までお願いいたします(電話:0985-39-8899FAX0985-39-8978)。

研修会開きました(看護介護部会:その6)

 講義の締めくくりに南嶋先生は、「感染制御に『梟(フクロウ)の目』と『蟻(アリ)の目』を持ちましょう!」と参加者に呼びかけました。

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 フクロウの大きな目は正面についていて、物体を立体的に見ることができます。それに加え、ぐるりと回る首を持ち、高い所から広く全体を見渡すことができます。暗い所だってバッチリです。

 一方、アリは地面スレスレの低い視点で物体を細かく見極めることができます。さらにそこで得た情報を仲間のアリと共有し、チームプレイで活動を展開します。

 「フクロウの目とアリの目の両方が大事なんだ・・・」。感染制御に関する様々な知識や技術を学んだ参加者達からは、それぞれの職場にそれを持ち帰って、スタッフ全員で取り組もうという意欲が伺われました。

 2時間という長丁場をものともせず、ノンストップで充実した講義をして下さった南嶋先生に、会場からは惜しみない拍手がおくられました。

 

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(おわり)

研修会開きました(看護介護部会:その5)

  このように感染症をめぐる様々な情報を踏まえ、疾患の種類を問わず、誰でも・いつでも・どこでも実施することが重要である「標準予防策(スタンダード・プリコーション)」について説明がありました。

 標準予防策(スタンダード・プリコーション)とは、「患者の湿性生体物質(血液、唾液、胸水、腹水、脳脊髄液などの体液、汗を除く分泌物、尿や便などの排泄物、傷がある皮膚、粘膜)を感染性があるとみなして実施する感染予防策」。その目的は医療従事者を介した患者から患者への交差感染(医療職者媒介感染)を防ぎ、患者を守ること、そして患者が保有している(あるいはその可能性がある)病原体から、医療従事者および医療環境を守ることとのこと。

 また標準予防策を実施する場面は、各職種がそれぞれの業務を行う場面の全てであり、また医療職者が病院内で行うすべての業務にその周知・徹底・順守が必須であることから、「医療関連感染のリスクがある場面だけでなく、全ての職種の業務場面で標準予防策が実施されなければならない」と強調しました。

 標準予防策の具体的な項目は(1)手指衛生の徹底、(2)個人防護具の適切な着脱、(3)呼吸器衛生・咳エチケット、(4)注射・輸液等を介した感染予防、(5)医療器具・機器等を介した感染予防、(6)環境への対策(:清掃)、(7)布製品の取り扱い(:洗濯)、(8)血液媒介病原体による針刺し・切創・汚染予防・・・の8つ。この中で特に手指衛生を順守することは、「感染制御の基本、『魔法の習慣』だ」と訴え、詳しい説明がありました。

 手指衛生を行う場面は(ア)患者に触れる前、(イ)清潔な処置・無菌操作の前、(ウ)患者の体液に暴露の危険があった後/手袋を脱いだ後、(エ)患者に触れた後、(オ)患者の周囲の物品や直近の環境に触れた後・・・の5つ。南嶋先生は、「従来言われていた『1処置・1手洗い』ではなく、『1処置2手指衛生』、つまり『処置の前・後に手指衛生』を全員で徹底しましょう」と呼びかけました。

 また、「手袋の使用は手指衛生の代わりにはなりません。個人防護具の中で手袋が最も汚染されています。処置ごとに交換しなければ手袋自体が媒体となって患者から患者へ病原体を伝達してしまいます。手袋をしたまま施設を移動しないように。そして手袋を脱いだら必ず手指衛生を!」と注意を喚起しました。

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(つづく)

研修会開きました(看護介護部会:その4)

 南嶋先生の講義は肺炎の話題に移りました。日本における肺炎による死者は年間12万人を超え、死因の第3位になり、これは全死亡者の9.9%、つまり10人に1人に相当するそうです(2011年)。さらに加齢とともに肺炎での死亡率は急上昇するとのこと。

 それだけでなく、死因第1位のがんや第2位の心疾患の患者も末期には肺炎を併発しやすいと、その危険性を喚起しました。

 肺炎の分類は従来市中肺炎(CAP、病院外で生活していた人に発症した肺炎)と院内肺炎(HAP、入院48時間以降に新しく出現した肺炎)の2つでしたが、新しい分類として「医療・介護関連肺炎(NHAP)」が加わった事が説明されました。これは、(1)長期療養型病床群または介護施設に入所している、(2)90日以内に病院を退院した、(3)介護を必要とする高齢者・身障者、(4)通院にて継続的に血管内治療(透析、抗菌薬、化学療法、免疫抑制薬による治療)を受けている・・・のいずれかに当てはまる肺炎とのこと。

 私たち老健施設に勤める者にとって、非常に関係の深いこのNHAPの特徴は、「高齢者の重症肺炎であり、予後が不良であるとともに、薬剤耐性菌感染症であるため、難治性である」と説明。昨年度の介護報酬改定で肺炎等への対応が強化されたことにも触れながら、感染制御の重要性を訴えました。

 肺炎に続き、今年発生が急増している風疹や、中国で猛威をふるっている鳥インフルエンザ、そして中東を中心に広がっている新型コロナウイルス等について画像を交えながら説明がありました。さらに、食中毒や食品媒介感染症に関して、特にノロウイルスに重点を置き、その特徴や感染経路、汚染物の処理手順などについて説明が行われました。

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(つづく)

研修会開きました(看護介護部会:その3)

  「高齢者施設は、感染に対する抵抗力が弱い高齢者が集団で生活する場。このため、感染が広がりやすい状況にあることを認識して」と南嶋先生。そして「感染自体を完全になくすことはまず不可能なので、感染の被害を最小限にすることが重要」と前置きし、感染対策は「病原体の(1)持ち込み防止、(2)感染予防、(3)拡散防止(封じ込め)」とポイントを示しました。

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 その一方で、高齢者の感染症は症状が非典型的で、炎症反応が減弱しているため、(1)感染症が気づかれない、(2)感染者の早期発見と病原体の伝播予防が困難、(3)検査室がなく、医師が常在していなければ、感染症の迅速な診断と治療が困難・・・などの特徴があり、高齢者施設における感染制御が容易でないと指摘。その上で「感染制御の基本は標準予防策の順守。感染症の有無にかかわらず、誰にでも、いつでも、どこででも、手指衛生(手洗い・手指消毒)、手袋の着脱、ガウン着用、咳エチケットなどを実践しましょう」と呼びかけました。

 また、感染症は「感染源(病原体の存在)」、「感染経路(病原体の伝播経路)」、「感受性宿主(病原体に対して免疫がない宿主)」の3つの要因がすべて揃った場合にのみ成立することから、「感染症を予防するには、この3つの成立要因のうちの、少なくともどれか1つを排除すればいいのです」と説明すると、参加者はそれぞれの施設における取組状況を振り返りながら聞き入っていました。

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(つづく)

研修会開きました(看護介護部会:その2)

  研修会の講師は社会医療法人同心会 古賀総合病院臨床検査部長で感染制御室長の南嶋洋一先生。南嶋先生は宮崎医科大学(現宮崎大学医学部)副学長や、九州保健福祉大学学長などを歴任された、微生物学の第一人者です。

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(↑南嶋先生。よく通る声でわかりやすくお話して下さいました)

 スクリーンに映し出されたタイトルは「高齢者施設における感染制御」。この「感染制御(Infection Prevention and Control)」とは、「感染症の発生を未然に防ぎ、発症した感染症を制圧すること」とのこと。感染症を未然に防ぐことは感染症の危険管理(risk management)であり、発生した感染症をどう封じ込めるか、ということは感染症の危機管理(crisis management)。このことを踏まえ南嶋先生は、「起こることは起こる。そう簡単に予防できるものではありません。(予防に加え)起こったあとにどう封じ込めるか?という2つの概念が『感染制御』にはあります」と切り出し、感染制御の重要性を強調しました。

 医療と介護の垣根がなくなってきた事もあり、従来「院内感染(症)」と言っていたのは「病院感染(症)」となり、さらに今日は国際的に「医療関連感染(症)」(Healthcare-associated infectionHAI)と言うようになったそうです。この「医療関連感染症」の定義は「病院における入院患者が、原疾患とは別に、新たに罹患した感染症、または医療従事者が院内において罹患した感染症」。入院後48時間以降、あるいは退院後48時間以内の発症で、外因性感染(感染源は患者・医療従事者および器物・環境)と内因性感染(感染源は自己)があると前置きし、「特に医療従事者および器物や環境による交差感染と環境感染を避けて下さい」と、会場を埋め尽くした参加者達に呼びかけました。

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(↑もうすこしで立ち見になるのでは?と心配するほどたくさんの参加者でした)

(つづく)

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