雑談

祝合格!ケアマネ試験

  11月28日、ケアマネ試験の合格発表がありました。

 宮崎県長寿介護課のホームページによると、今年度の試験は1,606人が挑み、254人が合格。15.8パーセントという合格率でした。合格された皆様、おめでとうございます。

 「ケアマネ試験」、正式には「介護支援専門員実務研修受講試験」。その名の通り、合格することで今月から来年4月にかけて実施される「介護支援専門員実務試験」を受講することができるわけです。

 この実務研修は前期8日間、後期7日間という長丁場で、それぞれ講義と演習が行われる予定です。従来に比べてもかなりハードなスケジュールとなっていますが、それだけ介護支援専門員の果たすべき責務が重要となっているといえます。

 受講を予定されている皆様は体調管理にも万全をはらい、ベストな状態で研修に臨んで下さい。

12月になりました

 師走になりました。早いもので2017年もあと一ヶ月を残すのみとなりました。
この時期、空が澄んでいる夜には星が綺麗に拝めるようになりました。眠れない利用者がおられたら、寒さ対策をした上で、いっしょに星空を見上げるのも良いかもしれませんね。
「師が走る」と書く通り、何かと慌ただしくなる師走。かといって日々の業務をおろそかにするわけにはいきません。またインフルエンザやノロウイルスといった感染症対策、さらに防火対策など、取り組みを強化すべき事項も増えてきます。スタッフ間の連携を密にして、細心の注意を払いつつ2017年を乗り切っていきましょう。

いい夫婦の日

 11月22日は「いい夫婦の日」。1988年(昭和63年)、財団法人余暇開発センター(現(財)日本生産性本部)が、夫婦で余暇を楽しむゆとりあるライフスタイルを提案し、この日を「いい夫婦の日」と提唱したそうです。

 老健施設をご夫婦で利用されている方も少なからずおられるのではないかと思います。長年苦楽を共にされながら、共に歩んでこられたことに頭が下がる思いです。せっかくの「いい夫婦の日」を機に、夫婦円満の秘訣などを伺ってみたいと思う次第です。

いい歯の日(11月8日)

 11月8日は「いい歯の日」。日本歯科医師会が平成5年に「い(1)い(1)歯(8)」の語呂合わせで制定しました。「『いつまでも美味しく、そして、楽しく食事をとるために、口の中の健康を保っていただきたい』という願いを込めて、厚生労働省とともに 1989年(平成元年)より『80歳になっても自分の歯を20本以上保とう』という『8020運動』を積極的に推進」している日本歯科医師会。「いい歯の日」は、その 「8020運動」推進の一環として、国民への歯科保健啓発の強化を目的として制定、この日に合わせて様々な啓発活動を行われています。

 自分の歯をより多く、より長く保つため、そして全身の健康を保つためにも、口の健康を保つことは重要です。各老健施設におかれましては、利用者の皆様の口腔ケアに日々取り組まれていることと思いますが、「いい歯の日」を機会にその思いをあらあにし、口腔ケアに励んで参りましょう。

「福祉機器展&セミナー inみやざき」開かれます(県社協)

 「福祉機器展&セミナー inみやざき」が11月27日(月)、宮崎市の宮崎県福祉総合センターで開かれます。詳しくはこちらをご覧下さい。

 【この機器展&セミナーの問合せ先】

社会福祉法人 宮崎県社会福祉協議会

TEL:0985-25-1153

FAX:0985-22-6670

何かに打ち込もう(文化の日2017)

 「何かに打ち込むことこそ、人生の幸福である」と述べたのは英国の作家で医者のサミュエル・スマイルズ(「人生の指針が見つかる『座右の銘』1300」、別冊宝島編集部 編、宝島社)。

 11月3日は文化の日。「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨として定められたそうです。この日皇居では文化勲章の授与式があり、「文化の発達に関し、勲績卓絶」な方々、すなわち長年一つのことに打ち込み、素晴らしい功績をあげてこられ人たちが毎年受賞されています。

 文化勲章はもらえなくとも、打ち込むべき何かがあることは、その人の生きがいにつながります。各老健施設におかれてもご利用者が様々な創作活動に打ち込まれていると思いますが、皆様が生きがいを持ち、より幸福な日々を送られるよう、取り組みがより一層充実するような文化の日になるとよいと思う次第です。

柿食えば(10月26日は「柿の日」)

 10月26日は「柿の日」。1895年(明治28年)のこの日、正岡子規が「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺(柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺)」と詠んだことから、全国果樹研究連合会カキ部会が2005年に制定したそうです。

 日本における柿の歴史は古く、生産量日本一を誇る和歌山県の伊那振興局農林水産振興部のホームページによれば、「古事記」や「日本書紀」に「柿」が地名や人名として用いられているそうです。また栃木県埋蔵文化財センターのホームページには、弥生時代に柿を食べていたことが紹介されています。

 このように秋の味覚の草分け的存在である柿が秋空のもとで実っている風景は、いかにも日本の秋を代表しているようです。そんな柿のある風景を歌った名曲と言えば青木光一さんの「柿の木坂の家」。駅から3里(約12キロメートル)離れた「柿の木坂」のあるふるさとを舞台にした、悲しい男女の別れを、青木光一さんは情感たっぷりに歌い上げています。

 昭和32年(1957年)に産声を上げた「柿の木坂の家」は今年で還暦を迎えました。そして青木光一さんは今年91歳を迎え、現在は日本歌手協会の名誉会長を務め、日本歌謡界の重鎮として今もご活躍中だそうです。柿が美味しいこの季節、この名曲を聴いて、歌って、そして食べながら、秋を満喫してみてはいかがでしょうか。

理解をするのに急がないこと

 「人間を良く理解する方法は、たった一つしかない。彼らを判断するのに決して急がないことだ」はフランスの作家、サント・ブーヴの言葉(「人生の指針が見つかる『座右の銘』1300」、別冊宝島編集部 編)。

 老健施設で高齢者ケアにあたる上で、利用者を理解することはその基本でありながらも、決して簡単ではありません。介護の専門書などにはほとんど必ずと言ってよいほど「利用者を類型化するのではなく、ひとりひとりを個別の存在として理解する」ことの重要性が説かれていますが、利用者に関する各種情報書や記録に目を通しただけではとても理解できるものではありません。

 日々の業務の中で陥りかねない類型化や、先入観を捨て、利用者にじっくり向き合い、寄り添う中で観察、洞察を深めることが正しい理解につながり、利用者本位のケアにつながるのではないか・・・。サント・ブーヴのこの言葉を、自省を交えながら読み返した次第です。

10月10日は転倒防止の日

 10月10日は「転倒防止の日」。日本転倒予防学会が「てん(ten)とう(10)」の語呂を合わせて制定したそうです。

 転倒、そして骨折は高齢者のその後の生活に大きな影響を及ぼしかねません。各会員老健施設におかれましても、転倒予防のための様々な対策を講じられているかと存じますが、この日を機に今一度転倒防止の重要性を再確認し、取り組みを強化されてみてはいかがでしょうか。

敬老の日です

台風18号で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、いちはやい復興を祈念いたします。

9月18日は祝日です。敬老の日です。色々ある祝日の中でも、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを主旨とした敬老の日は、私達老健施設で働く者にとって、利用者おひとりおひとりを敬い、介護という仕事に対する想いを新たにするという意味で非常に重要なものだと思います。

もちろん祝日だからといって休みになるわけではありませんが、敬老の気持ちをしっかり持ちつつ、感謝の気持ちで仕事に取り組んで参りましょう。

この機会に、「介護老人保健施設の理念と役割」をおさらいしたいと思います。公益社団法人全国老人保健施設協会が毎月発行している協会機関紙、「老健」からそれを抜粋し、以下に記します。さあ、今日もがんばりましょう!!

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「介護老人保健施設の理念と役割」

 介護老人保健施設は、利用者の尊厳を守り、安全に配慮しながら、生活機能の維持・向上をめざし総合的に援助します。また、家族や地域の人びと・機関と協力し、安心して自立した在宅生活が続けられるよう支援します。

1.包括的ケアサービス施設

 利用者の意思を尊重し、望ましい在宅または施設生活が過ごせるようチームで支援します。そのため、利用者に応じた目標と支援計画を立て、必要な医療、看護や介護、リハビリテーションを提供します。

2.リハビリテーション施設

 体力や基本動作能力の獲得、活動や参加の促進、家庭環境の調整など生活機能向上を目的に、集中的な維持期リハビリテーションを行います。

3.在宅復帰施設

 脳卒中、廃用症候群、認知症等による個々の状態像に応じて、多職種からなるチームケアを行い、早期の在宅復帰に努めます。

4.在宅生活支援施設

 自立した在宅生活が継続できるよう、介護予防に努め、入所や通所・訪問リハビリテーションなどのサービスを提供するとともに、他サービス機関と連携して総合的に支援し、家族の介護負担の軽減に努めます。

5.地域に根ざした施設

 家族や地域住民と交流し情報提供を行い、さまざまなケアの相談に対応します。市町村自治体や各種事業者、保健・医療・福祉機関などと連携し、地域と一体になったケアを積極的に担います。また、評価・情報公開を積極的に行い、サービスの向上に努めます。

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