雑談

熱烈に聞こう!

【聞いて菜の花の話】
だんなのはなしをだまってきいて
まどんなのはなしをうっとりきいて
おきな(翁)のはなしをじっくりきいて
夜な夜なのはなしをこっくりきいて
さかなのはなしをぎょぎょっときいて
みんなのはなしをしっかりきいて
きいてきいてまたきいて
きいろくなったなのはなのはなし

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 「人を熱烈に動かそうと思ったら、相手の言い分を熱烈に聞きなさい」は、ベストセラー『人を動かす』で知られるアメリカの作家で話し方教室の元祖、デール・カーネギーの言葉(『人を活かし、自分を伸ばすリーダーシップ名言集』、鎌田勝、三笠書房)。

 日々利用者のケアに当たる中で、自分の思う通りに相手が動いてくれず、ついつい命令口調になりかねません。その結果近年深刻化している高齢者の虐待につながらないとも限りません。

 まず相手の話を熱烈に聞き、気持ちをしっかりくみ取ること。そこからスタートいたしましょう。

ニャンニャンニャン(2月22日は『猫の日』)

 2月22日は猫の日。「ニャンニャンニャン」の語呂合わせによるもので、日本猫の日実行委員会が1987年に制定したそうです。

 犬と並んでペットの代表各的存在の猫ですが、昨年飼い猫の数が飼い犬の数を初めて上回った事が報じられたのをご存知の方もおられるかと思います。一般社団法人ペットフード協会が平成29年12月22日発表した調査結果によると、推計飼育数は犬892万匹に対し、猫953万匹と、1994年の調査開始以来、初めて猫に軍配が上がったそうです。

 同協会では「犬はしつけや散歩が必要なため、猫に比べて負担が大きく、敬遠につながっているのではないか」と分析しているそうですが、猫にせよ犬にせよ、ずっと昔から人々の生活の中に溶け込んでいた存在であり、老健の利用者でペットを家族の一員のようにして可愛がり、共に暮らしてこられた方も少なくないと思います。アニマルセラピーへの取り組みも各地で盛んになったり、ペット型ロボットも多く出回ったりしている今日この頃。猫の日にちなんで、高齢社会における人とペットとの関わりについて考える一日にしてみてはいかがでしょうか。

星座はめぐる(2月19日はコペルニクス誕生日)

木枯らしとだえて さゆる空より

地上に降りしく くすしき光よ

ものみないこえる しじまの中に

きらめき揺れつつ 星座はめぐる

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 これは「冬の星座」(作詞・作曲:W.S.Hays、訳詞:堀内敬三)。小学校の時習った方もおられるのではないでしょうか。写真はカメラを固定し、シャッターを約48分間、開きっぱなしにして撮影したものです。真ん中で動かない北極星を中心にして、星がぐるぐる回っていますが、なるほど「星座はめぐる」ものなのですね。

 2月19日はポーランド出身の天文学者、コペルニクスの誕生日。1473年、今から545年前の事です。当時主流だった天動説をくつがえす地動説を唱えたことで知られていますが、これは天文学史上最も重要な発見とされているそうです。コペルニクスの地動説がなかったら、名曲「星座はめぐる」は生まれてなかったかもしれませんね。

 星が綺麗な宮崎県。もうしばらく寒い日が続くかと思いますが、宮崎の星空を見上げ、「星座はめぐる」を歌いながら、春の訪れを待ちたいと思います。

だんごでなくて「太陽3兄弟!?」

 写真は1月25日の朝、西都市内で撮影した一枚。驚くことに朝陽が上下に並んで3つも昇っている、ようにみえます。「だんご3兄弟」ならぬ「太陽3兄弟」、という感じです。さては連日の寒波で凍える日本の現状を空から見おろした太陽が、「おい、今日はちょっと暖めてあげようか?」と3つになってぬくもりを届けてくれようとしたのでしょうか。

 調べてみるとこれは「太陽柱」という現象のようです。ウィキペディアによると「雲の中に六角板状の氷晶があり、風が弱い場合、これらの氷晶は落下の際の空気抵抗(抗力)のために地面に対してほぼ水平に浮かぶ。このほぼ水平に浮かんだ板状の氷晶の表面で太陽からの光線が反射され、太陽の虚像として見えるのが太陽柱」とのこと。この日の西都市の最低気温は氷点下4.1度。とても寒い朝で、風もあまり吹いておらず、太陽柱が出現する条件は整っていたと思われます。そしてその太陽柱をさえぎるように雲が水平に上下2つ浮かんでいたため、このような光景になったのではないでしょうか。もちろんその後昇ってきた太陽は3つではなく1つだけでした。

 南国とはいえ、寒い日が続きますが、こういう珍しい現象が見られて、ちょっとだけなら寒い日があってもいいかな?と思いながらかじかむ指でシャッターを押した次第です。空が広くて美しい宮崎の空の舞台で、今後もさまざまな感動劇が繰り広げられる事を期待しています。

「枯渇」ではなく「枯活」

【枯活:こかつ】

枯れることから 豊穣は始まる

枯れ尽くし 土に返れ

その先の 光輝となるため

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 寒い日が続いた1月ですが、早いもので今日をもって終わりです。なんだか年が明けたと思ったら、あっという間に一ヶ月が過ぎてしまったような気がします。

 畑で立ち枯れしているこの牧草も、実りの秋に向けて、いったん土へと返るのでしょうか。朝陽に輝いているその姿は、確実に近づきつつある春の訪れを予感させてくれているようです。

 「枯渇」ではなく「枯活」。寒いからこそアクティブに参りましょう。春の足音に耳を傾けながら。

街の灯りがとてもきれいね宮崎

 「街の灯りがとてもきれいね♪」と、いしだあゆみさんの「ブルーライト・ヨコハマ」を口ずさみたくなりそうなこの夜景・・・ですが、これは横山ではなく宮崎市。大塚台から中心市街地を眺めたものです。宮崎の陸の大動脈、国道10号線を走った車が光の川となってまぶしく光っています。超高層ビルはありませんが、これはこれで良いものだなあ、と思いつつ撮影しました。

 1887年(明治20年)の1月22日、東京で初めての電灯が鹿鳴館でともったそうです。電灯営業のはじまりはじまり!いまから131年前のことでした。「暗くなったらあかりをつける」というのは今では当たり前のことですが、当時は画期的、革命的な出来事だったのではないでしょうか。

 東京で初めての電灯が鹿鳴館でともり、電灯営業が始まったのは今から131年前、1887年(明治20年)のことだそうです。「暗くなったらあかりをつける」というのは今では当たり前のことですが、当時は画期的、革命的な出来事だったのではないでしょうか。

 かつての白熱灯から蛍光灯、そして現代はLED照明(Light Emitting Diode:発光ダイオード)へと照明器具は変わり、世の中をより明るく、そして綺麗に、しかも経済的かつ自然に優しく照らすようになりました。星空が綺麗なことでは他県に引けを取らない宮崎ですが、照明がもたらす様々な恩恵に感謝しながら、宮崎の夜景を眺めてみてはいかがでしょうか。

次はいつかな?また見たい「ロケット雲」

 「な、なんだこりゃ~?」・・・。1月18日(木)の日の出前、東の空を見上げてそう叫んだ人も少なくなかったことと思います。写真のような得体の知れないものが浮かんでいたからです(西都市内で撮影)。

 「UFOの襲来か?」、「何か不吉な出来事の前兆か?」、「オーロラ?」、「気味が悪い」など様々な憶測も飛び、ネット上で大騒ぎとなりましたが、既に報道されている通り、この正体は「ロケット雲」。この日の午前6時6分、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が内之浦宇宙空間観測所から打ち上げた個体燃料ロケット「イプシロン」3号機の置き土産です。

 「夜光雲(やこううん)」とも呼ばれるこのロケット雲は地球上で最も高いところに発生する雲で、地上約75~85キロメートルの中間圏界面付近に発生するとのこと。地上10キロメートルくらいまでに発生する通常の雲と比べるとべらぼうに高く、そのため地上にまだ太陽光が当たっていない日の出前(写真は午前6時51分撮影)でも、太陽光を受け、このように光って見えるのだそうです。

 このロケット雲はこれまでにも幾度か観察されています。上の写真は昨年(平成29年)1月24日の夕方、H2Aロケット32号機発射後に発生したものです(宮崎市内で撮影)。

 またこれは平成28年2月17日に打ち上げられたH2Aロケット30号機発射の瞬間を撮影したものです(国富町内で撮影)。

 今回の「イプシロン」は日本の新しい小型ロケットで、打ち上げ費用が従来の小型ロケットの半分程度である約40億円。その3回連続の打ち上げ成功に、関係者の喜びもひとしおだったことでしょう。できれば天気予報などの際にでも打ち上げを告知し、このような素晴らしい天体ショーが繰り広げられるであろうことを繰り返しPRしてもらえると、みんなで成功を喜ぶとともに、この感動を共有できると思います。その際には利用者の皆さんとも一緒に空を見上げ、ロケット雲を楽しみたいものだと感じながらシャッターを切った次第です。

盛り上がった市町村駅伝2018

 1月8日、第8回宮崎県市町村対抗駅伝競走大会が宮崎県庁前を発着点とする12区間、39.2キロの宮崎市内コースで開催されました。郷土の誇りをタスキに込めて、県内26市町村から過去最多の46チームが参加し、新春の日向路を駆け抜けました。

 大会前日の1月7日には、宮崎市民文化ホールで開会式があり、全チームが参加。大会本番の健闘を誓いました。

 大会当日はスタート直前まで降っていた雨が上がり、小学生から60歳代までという幅広い年代層の552人が、郷土の人たちが思いを寄せる一本のタスキを肩に、健脚を競いました。県内最大の駅伝大会とあって、沿道には途切れることのない応援の人だかりが、最後のチームがゴールする駿勘まで、熱い声援を送り続けました。

(↑市郡の部で3連覇を果たした宮崎市Aチーム)

(↑町村の部で優勝した三股町Aチーム)

 この大会は子供達の走力強化をはかり、陸上王国宮崎の地位を確固たるものにしていくことが狙い。8回を数える大会に子どもの頃から参加する中で、進学し名門校で活躍する選手、箱根駅伝に出場しテレビを通じて郷土に成長ぶりを見せてくれる選手、そして全国屈指の実業団チームに就職する選手などが現れ、大会の目的は着実に遂げられてきていると感じます。

 2020年には東京オリンピックも開かれます。この大会を通じて世界で活躍するアスリートが出てきてくれることはもちろんのこと、県民の運動への関心が高まり、より一層健康志向が広まっていくと良いと思います。

あわただし、年の瀬ならこそ火の用心

 12月28日(旧暦)は「天和の大火(てんなのたいか)」が起こった日。今から約330年前の、この江戸の大火による死者は3,500名あまりにもなると推定されています。

 いよいよ年の瀬。日常業務やいつも通りのケアを行いつつも、何かと慌ただしさが増すこの時期、火の始末を徹底し、平素以上の注意をもって、防火に務めましょう。

バッテリーの点検を(12月12日)

 12月12日は「バッテリーの日」。野球の背番号で「1」(ピッチャー)と「2」(キャッチャー)が「バッテリー」を表すことから、日本蓄電工業会が1985年に「カーバッテリーの日」制定、1991年に「バッテリーの日」に名称を変更したそうです。

 南国宮崎とはいえ、寒い日が続いています。エンジンがかかりにくくなるこの時期、送迎時や通勤時のトラブルがないよう、バッテリーの点検をいたしましょう。

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