雑談

筋斗雲!?

 写真は7月5日の早朝、西都市内で撮影した雲です。円盤みたいな平べったい雲が4層に重なって浮かんでいました。不思議な雲だなあ、と思いながらシャッターを切りました。

 この雲、「レンズ雲」と言うそうです。なるほどレンズみたいですが、なんだか孫悟空が乗り回す「筋斗雲(きんとうん)」のようにも見えなくもないかな、と思いました。

 少し広めにして見ると、この雲だけでなく、似たよう形の雲がいくつも浮かんでいました。高さや色も様々に違っていました。

 少し時間が経過した頃、さらに広めに撮ったらこんな感じでした。レンズ雲が横にびよーんと伸びて広がっていました。そして空じゅうにいろんな雲が浮かんでいてすごいことになっていました。

 自然現象や生物の行動などから天気を予測することを「観天望気(かんてんぼうき)」と言うそうです。老健の利用者には空や雲、風の様子などから天気を予測し、農作業などの準備に役立てていた方も多いのではないかと思います。空の綺麗な宮崎県。一緒に空を見上げながら、先人の知恵を教わってみてはいかがでしょうか。

裕ちゃん没後30年

7月17日は昭和の大スター、石原裕次郎の命日。その悲しく衝撃的なニュースが伝えられたのが1987年(昭和62年)ですから、今年でちょうど30年になります。享年52歳、あまりにも若すぎる訃報に、日本中が悲しみにくれました。

 没後30年という節目を迎える今年、マスコミはもとより、各地でさまざまな番組やイベント等が企画されています。老健施設の利用者ならほぼどなたでもご存知の「裕ちゃん」こと石原裕次郎。これを機に主演映画やドラマ、そしてヒット曲の数々を鑑賞し、在りし日の「裕ちゃん」、そして昭和という時代を振り返ってみてはいかがでしょうか。

七夕2017

 7月7日は七夕。各老健施設でも七夕飾りを作り、短冊には利用者やご家族、職員などの願い事がそれぞれに書かれていることと思います。星が綺麗に見えることでは全国トップクラスの宮崎県ですから、星に願いが届きやすいのも、やはりトップクラスではないかと思います。

 星に届いた皆様全ての願いが叶いますように。

熱中症を防ごう

 7月になり暑い日が続いています。老健施設にとって、利用者の皆様の熱中症予防への対策が非常に重要になっています。屋外のみならず、屋内で何もしていない時でも発症し、場合によっては命の危険にさらされることがあるのはご存知の通りです。

 厚生労働省が作成した熱中症予防リーフレット(PDF:770KB)NHK暑さ指数「防ごう熱中症(宮崎県)」なども活用し、取り組みを強化して参りましょう。

「雑」にするから「雑用」

 「この世に『雑用』という用はありません。私たちが用を雑にした時に雑用が生まれます」とは渡辺和子さんの言葉(「人生の指針が見つかる『座右の銘』」、別冊宝島編集部編、宝島社」。ノートルダム清心学園元理事長の渡辺さんの著書、「置かれた場所で咲きなさい」は200万部を越す大ベストセラーになった事でも知られています。

 ひとりひとりの生命、生活、人生を支援する高齢者ケアの対象、範囲は非常に複雑多岐にわたりますし、その内容もひとりひとり全て異なり、万人に対して同一のケアはあり得ません。そして渡辺さんの言葉を借りるなら、そのひとつひとつのどれをとっても「雑用」はありません。私たちがそれを雑にするか否かで「ケア」が「雑用」になってしまわないとも限りません。

利用者おひとりおひとりに最大の敬意を払いつつ、細心の注意を払ってひとつひとつのケアにあたりましょう。

7月になりました2017

 7月になりました。早いもので2017年も半分が過ぎてしまったわけです。振り返ると色々なことがあった前半ですが、後半はいったいどうなりますことやら。

 この写真は昨年の7月1日の朝、宮崎市の大淀川堤防で撮った一枚。日が上ってくるにつれて雲がピンク色に染まりながら波打つようにうねっていました。静かで優雅で美しい光景に見とれながらシャッターを切りました。

 これから温度、湿度とも高い季節。熱中症対策にも万全の対策が必要です。平成29年も折り返し、気持ちを新たにして取り組んで参りましょう!

船村徹よ永遠に

 6月12日船村徹さんの誕生日。押しも押されもしない日本歌謡界を代表する作曲家の一人です。手がけた曲は5千曲以上といいますから、どなたでも必ずその作品を耳にしたことがあろうかと思います。「柿の木坂の家」、「王将」、「別れの一本杉」、「矢切の渡し」、「風雪ながれ旅」、「兄弟船」、「みだれ髪」などなど、老健施設の利用者の皆様も、イントロが流れれば思わず口ずさまれる名曲がたくさんあります。

 その船村徹さんが今年の2月16日、84歳の生涯の幕を下ろしました。戦後日本の歌謡界を支えた偉大な音楽家の一人がこの世を去られ大変残念ではありますが、残された数々の素晴らしい曲は、これからもずっと歌い継がれていくことでしょう。

 生誕85周年となる6月12日には、各地で追悼のコンサートや行事が予定されているようです。ご冥福を祈りつつ、沢山の心に残る名曲をこの世に残して下さったことに感謝しつつ、船村徹さんの曲をみんなで歌ってみたいと思います。

盛り上がった県民スポーツ祭2017

 県民総参加のスポーツイベント、「みやざき県民総合スポーツ祭」が、6月3日と4日を中心に県内各地で開催されました。60の競技とレクレーションの部に1万5000人が出場しました。

 この大会は「障がいの有無、年齢にとらわれず広く県民にスポーツを普及し、スポーツ精神の高揚と健康の増進、体力の向上、生きがいづくりや仲間づくり、及び本県スポーツの振興と文化の発展に寄与し、以て、県民生活を明るく豊かにすることに資する」ことを目的に毎年開かれているものです。

 宮崎市のKIRISHIMAヤマザクラ県総合運動公園第一陸上競技場では陸上競技が4日にあり、短距離、中距離、長距離のトラック競技(10kmのみ公園内ロード)、そして跳躍や投てきのフィールド競技が、公認の審判員が公認の機器を使用し、本格的に行われました。県内各地から集った老若男女のアスリートが日頃の練習の成果をいかんなく発揮していました。

 特に長年競技を続け、自らの心身を鍛え抜いてきた中高年の選手は、旧知の間柄の方々も多く、真剣な中にも同窓会のような雰囲気が漂い、互いの健闘をたたえ合うとともに、次大会での再戦を笑顔で誓い合っていました。

 競技のいかんを問わず、広く県民が様々なスポーツに取り組み、健全な身体と精神を培っていくことは非常に素晴らしいことです。2026年には本県で国体と全国障害者スポーツ大会も開催されますし、2020年の東京オリンピックのキャンプ地として世界各国から高い関心を集めています。今後様々な形で本県におけるスポーツ、そして健康作りの機運がますます高まっていくといいと思います。

梅雨入りしました

 6月も2週目。早いもので平成29年も5ヶ月余りが過ぎてしまったわけです。そして「平成」に続く次の年号が検討され始めるなど、平成も残り少なくなってきました。一日一日を大切に過ごしたいと思います。

 平成29年の梅雨入りは例年より遅く、昨日6月6日、梅雨入りが発表されました。梅雨時期になると特に老健施設においては、食中毒や体調不良、滑って転倒などのリスクが高まる時期になるのではないかと懸念されます。それぞれのリスクを想定した対策強化に取り組みましょう。

ケガをしなかったら相撲は・・・

 「ケガをしなかったら、相撲は甘いものだとずっと思っていたかもしれない」と言ったのは、横綱に向かってまっしぐらの勢いで勝ち星を重ねていた大関時代の曙太郎氏(「生きる勇気がわく言葉」、夏村波夫編、雄鳥社)。

 向かうところ敵なしだった曙関でしたが、稽古中にまさかの小指骨折。球場を余儀なくされたときに述べたのがこの言葉。当時のショック、落ち込みは相当なものだったと想像するに難くありませんが、この怪我によって曙はそれまで甘く思っていた相撲に対する考え方を改め、心技体を鍛え直したそうです。その結果見事横綱昇進を果たし、当時大人気だった「若貴」の両横綱などとの名勝負を繰り広げるなど大活躍をしました。

 そして今、若乃花以来の日本出身横綱、稀勢の里が前場所痛めた左腕が完治しないまま夏場所の土俵を務めていましたが、ついに無念の休場。寡黙な中にも横綱としての自覚を持ち、言い訳をすることもなく連日の取り組み、そして横綱土俵入りをする姿には敬服の念を禁じ得ませんでした。稀勢の里のその姿は、曙のこの言葉と通じるものがあるではないかと思いつつ、次の場所でより一層の活躍を期待しています。そしていよいよ終盤を迎え、優勝争いはもとより、力士ひとりひとりの奮闘ぶりに声援を送っている今日この頃です。

 利用者の皆様にも相撲ファンの方々は多いと思います。いよいよ終盤を迎えた夏場所、みんなで応援しましょう。

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