雑談

スター・ウォーズ40周年

1977年の5月25日、アメリカ映画「スター・ウォーズ」は公開されました。今やアメリカのみならず、世界を、いや地球を代表するSF映画の横綱として押しも押されもしない存在です。

 初公開からもう40年も経ちました。その間に宇宙の謎の究明は進むと同時に、多くの宇宙飛行士が宇宙へ飛び立ちましたが、宇宙にはまだ多くの謎が残り、人類が宇宙を自由に行き来できる時代もまだずっと先のようです。

40周年を記念して様々な記念イベントが行われています。40年経ったわけですから、公開当時スター・ウォーズに熱狂した人の中にも介護保険サービスを利用されるようになった方もおられることと思います。星空の美しい宮崎県。利用者の方々と星空を見上げながら、宇宙の神秘やスター・ウォーズの今後の展望について語ってみるのも良いかもしれませんね。

今が見頃!明けの明星金星

 この時期、明けの明星「金星」が日の出前の東の空に明るく輝いています。

 今年の金星は、4月30日に最も明るく見える「最大光度」になるそうです。そして6月3日には太陽から最も離れる「西方最大離角」となって、今の時期は明けの明星である金星を観測するのに絶好の期間と言えます。

 太陽、月の次に明るく、日の出前の東の空に一目瞭然の明るさで浮かんでいる金星。少し早起きをされた利用者の方々と眺めてみるのも良いかもしれませんね。

みどりの日2017

 5月4日はみどりの日。「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ日」として平成元年(1989)に制定されました(もとは4月29日)。

 写真は宮崎県総合文化公園。東西450メートル、南北370メートルの広大な敷地の中に、県立美術館、図書館、芸術劇場(メディキット県民文化センター)、そしてこのような緑いっぱいの風景が広がっており、県民の憩いの場となっています。桜の開花宣言の基準になる標本木もあります。

 「豊かな心をはぐくむ」ことは、高齢者のケアに携わる上で非常に重要だと言えます。祭日とはいえ仕事に励まれている老健職員の方も多いかと存じます。利用者の皆様と宮崎の豊かな自然を眺めたり触れたりしながら、豊かな心をはぐくむ一助となる一日になればと思います。

八十八夜2017

5月2日は八十八夜。昨年はうるう年だったため5月1日だったのですが、今年は今日がその日です。

写真の茶畑は昨年の4月29日に国富町内で撮影したもの。宮崎ブルースカイの下、一面広がる鮮やかな緑が目に優しいです。ちなみに「茶色」というとこの色ではありませんが、一説では茶を染料として使ったときに出る色が「茶色」の由来だそうです。

いずれにせよ新茶の香り、味わいはよいものです。宮崎茶推進会議のホームページによれば、宮崎県の荒茶生産量は全国第4位で年々増加傾向。また宮崎県のホームページには国内の緑茶生産量の1%にも満たない釜炒り茶は全国一の生産量とあります。生産量だけではありません。全国茶品評会蒸し製玉緑茶部門では新富町の日本茶専門店が昨年3年連続1位という60年ぶりの大快挙を果たしましたし、釜入り茶部門でも五ヶ瀬町の茶園が1位に輝くなど、宮崎のお茶は質、量ともに全国トップクラスと言えるでしょう。

薫風たおやかなる五月の澄んだ青空の下。みんなで新茶を味わいながらひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

「ワカタカ」から84年

 4月24日は「日本ダービーの日」。今から85年前、1932年(昭和7年)のこの日、第1回日本ダービーが東京目黒競馬場で開催されたそうですが、当時は「東京駿馬大競争」という大会名で、栄えある優勝を飾った馬は一番人気の「ワカタカ」だったとのことです。

 そして平成になって「ワカタカ」は再び大人気となりました。といってもこちらはもちろん馬ではなく大相撲の話。若花田(後の横綱若乃花)と貴花田(後の横綱貴乃花)の兄弟関取が平成3年頃に幕内上位で活躍し始めてから、平成12年に横綱若乃花が引退するまでの間は「若貴フィーバー」と呼ばれ、大いに賑わいました。

 そしてこの若乃花の横綱昇進を最後に途絶えていた日本出身の横綱誕生でしたが、ついに今年の初場所(一月場所)の後、稀勢の里が横綱昇進を果たし、続く春場所(三月場所)では取組中の怪我にも屈せず、堂々の2連覇を果たしました。

 このようなこともあり、現在は若貴フィーバー以来の大相撲人気となっています。競馬のワカタカから相撲の話になって強縮ですが、5月14日からは夏場所(五月場所)が始まります。日本相撲協会のホームページも賑わっています。そして老健施設の利用者の多くの方が相撲ファンなのではないかと思います。みんなで楽しく元気に応援しましょう。

(※写真は本文とは関係ありません)

さくら2017

 宮崎県の2017年の桜の開花は4月2日。この日の宮崎地方気象台の発表によると、平年より9日遅く、1988年、1993と並んで最も遅い開花とのことでした。各地で予定されていた桜関連のイベントも桜のつぼみの下で行われたり、会期を延長したり対応に苦慮されていたようです。会員老健施設におかれてもお花見関連の行事の予定が狂った所もあるのではないでしょうか。

 写真は4月9日、宮崎市内で撮影したものです。昇る朝日とそれが水面に反射し描く光の帯を背景に従えて、堂々と花を咲かせている姿に、さすが日本の国花だと感銘しました。その後雨が降ったり強風が吹いたりと、桜の花にとっては過酷な気象条件が続きましたが、今年もなんとか県民や観光客の目を楽しませてくれました。

 来年もまた満開の桜の下で花見をし、利用者の皆様と楽しいひとときが過ごせるよう、日々のケアにも精を出して取り組みたいと思う今日この頃です。

よい歯の日(4月18日)

 4月18日は「よい歯の日」。4と1と8で「よい歯」ということで制定されました。

 老健を利用されている方の中には総入れ歯で自分の歯がない人も少なくないかもしれません。しかし口腔の環境は高齢者の全身の健康と密接な環境があり、そのケアが重要であることはご周知の通りです。

 いつまでも口から食べる喜びを維持するとともに、全身疾患を予防するため、口腔ケアの大切さについて気持ちをあらたにしつつケアにあたりましょう。

飯になるまで水加減

 「青田から飯になるまで 水加減」ということわざが宮崎にはあるそうです。「宮崎県のことわざ・格言」(宮崎県農業改良普及協会編、鉱脈社)によると、「米は、青田で生育する段階から、収穫がすんで飯にたく時にいたるまで、水の量の多い少ない、適不適が収量や味を左右する」とのことです。

 写真は東諸県郡国富町内で撮った一枚。超早場米の産地、宮崎県。すでに水田には苗が植えられ、風に揺れていました。そして田んぼに張られた水は宮崎の澄んだ青空を映し、見渡す限り青の世界が広がっていました。

 都会の人に見せてあげたくなるような美しい田園風景を見ていると、田んぼは単に米を生産するという役割だけでなく、自然や環境を保全したり、稲作を通じて地域社会を形成したり、食文化をはじめとする様々な文化や芸能を生み出したりといった多面的な役割を果たしてきたのだと感じずにはいられません。そしてそれらは先人達が力を合わせて取り組む中で生まれ、伝えられてきたものであり、老健施設の利用者にも、その役割を担ってこられた方々が多くおられると思うと敬服の念に堪えません。

 今年の豊作を皆で祈るとともに、冒頭に述べたような稲作や日々の生活から生まれたことわざや言い伝えを利用者の皆様に教わり、それをまた後世に伝えていきたいと、この景色を見ながら思った次第です。

ラストスパート28年度!

 3月、すなわち平成28年度も金曜日までとなりました。「1月行く、2月逃げる、3月去る」と言うとおり、2017年がスタートしてからの3か月はあっという間に感じます。

 平成28年度の締めくくり、そして29年度の準備に向けて、何かとあわただしい一週間になろうかと思いますが、そのために日々のケアがおろそかになってはいけません。平素以上の慎重さと心遣いをもって利用者の皆様に向き合い、寄り添って参りましょう。

春まだ遠し ~インフルエンザ警報発令中~

 2月3日は節分。暦の上では明日から春なのですが、寒さはこれからが本番。「早春賦」に歌われているとおり、「春は名のみの風の寒さや」です。そして感染症の対策がより一層重要となっています。インフルエンザ流行警報発表20170126(s)

 宮崎県における平成29年第3週(1/16~1/22)の感染症発生動向調査でインフルエンザの定点医療機関からの報告数が2,509人(定点あたり42.53)となり、インフルエンザの流行警報の開始基準値である報告数「30」を超えたことから、県で1月26日「インフルエンザの流行警報を発表します」として警報を発しました。これは昨シーズンより3週早いとのことです。

 「もう春だから」と感染対策の手を抜くことなどできないのは言わずもがな。万事徹底をはかりつつ、本当の春を待ちましょう。

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