雑談

感染症への備え強化を

県内におけるインフルエンザの定点当たり報告数が流行の目安とされる「定点あたり1」を超え、流行シーズンになったことが2016118日付けの宮崎県ホームページに掲載されました。

寒さも強まり、各施設におかれても、感染症への備えが強化されているかと思いますが、「宮崎県感染症週報」等で最新の情報に基づき、より一層の対策強化をお願いいたします。IMG_4437-1(s).jpg

盛り上がった市町村対抗駅伝ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ

111日、「6回宮崎県市町村抗駅伝競走大会」が宮崎県庁前を発着点とする12区間、39.2キロの宮崎市内コースで開催されました。郷土の誇りをタスキに込めて、県内26市町村から過去最多の42チームが参加し、新春の日向路を駆け抜けました。

 当日は小雨が降ったり止んだりという、あいにくの天候でしたが、沿道には途切れることのない応援の人だかりが連なり、声援をおくり続け、大会は大いに盛り上がりました。

 市郡の部では宮崎市Aが最終区で逆転、2年ぶり3度目の優勝を果たしました。

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(↑2位の小林市Aとはわずか3秒差!手に汗握るデッドヒートに沿道からは大きな歓声が上がりました)

 町村の部の優勝は高原町。昨年に続く2連覇の栄誉に輝きました。

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2位の三股町Aとは2分以上の差をつけ、圧巻の勝利でした)

口蹄疫からの復興の契機の一つとして始まったこの大会ですが、全ての市町村から小学生男女をはじめ、中高生、一般、40代、さらに50歳以上という幅広いランナーが出場し、県民参加型の最大級のスポーツイベントとして定着してきました。

この大会を通じて宮崎県民のスポーツへの関心が高まるとともに、それぞれが各自の健康づくりに取り組むことのきっかけになるといいと思います。大会の今後ますますの発展・継続を望む次第です。

応援しよう!市町村対抗駅伝ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ

111日は「6回宮崎県市町村対抗駅伝競走大会」が宮崎県庁前を発着点とする12区間、39.2キロの宮崎市内コースで開催されます。県内26市町村から過去最多の42チームが参加し、新春の日向路を駆け抜けます。脚に自慢の小学生男女から中高生、一般、40代、そして50代という幅広いランナー達が各市町村の人々の思いが託されたタスキをつなぐ、県内で開かれる駅伝の中でも最も規模が大きく、盛り上がる大会と言えます。

 同大会のツイッターでは、各チームの情報などが紹介されており、大会前から既に盛り上がっています。当日も各選手の激走の様子が報じられることと思います。県内に住んでいる人はもちろん、宮崎県出身者、そして宮崎に何らかの関わりを持つ人などなど、みんなで楽しめる大会だと思います。テレビでの生中継がないのは残念ですが、宮崎日日新聞特設ホームページではレースの模様をリアルタイム追跡や記録速報などにより伝えていくそうです。皆で応援しましょう。

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(昨年の大会の模様。今年もまた新しいドラマが生まれる!)

初日の出2016

 2016年もあけて早一週間が過ぎました。もうお正月気分も抜けた頃ではないかと思います。

 そんな今日この頃ではありますが、今年の初日の出を見そこなった方のために、宮崎市の大淀川堤防から撮った平成2811日、午前7時20分過ぎに現れてくれた初日の出をアップいたします。

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 今年の元旦はほぼ快晴。建物の上に少しだけ雲がありましたが、それをほとんどものともせず、見事な太陽が昇って来ました。

この瞬間に合わせ、堤防には多くの人が上ってきて、手を合わせて拝む人、写真に収める人等、走りながら、あるいは歩きながら眺める人など、それぞれにこの静かでおごそかな瞬間を共有していました。

それにしても寒かったこと!日の出に合わせて気温がどんどん低下し、カメラを持つ手がかじかんで、寒いというか痛かったです。「南国宮崎にあって寒いとは何事か!」と、もっと寒い所の方から言われそうですが、屋内に入ってからもしばらく指の痛みが取れませんでした。

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そんなこんなで撮影した初日の出。見ることができなかった利用者の皆様にご覧頂くなりしていただければ幸いです。

1日を大切にしよう2016

 昨年暮れの押し迫ったある日、何気ない会話の中で自らが発した言葉にがく然としてしまいました。

 

 「いやーっ、ついこの前『新年明けましておめでとう』って言ったと思ったら、あっという間に年の瀬になってしまいましたねー(-_-)

 

・・・考えてみると少なくともここ数年、年の瀬になるといつも同じ事を言っている事に気付いたのです。11秒、11日。時間の進むスピードに変わりはないはずなのに、主観的に速く感じている・・・世の中がそれだけ慌ただしいのかもしれませんが、自分自身の問題として、はたして11日を大事に過ごしていたのだろうか?という反省の念が湧いてきました。

「一年の計は元旦にあり(一年中の計画はその年の初めに決めておくがよい:『広辞苑』より)」です。元旦は過ぎてしまいましたが、今ならまだ間に合います。また以前にも紹介しましたが、「一日を大切にしよう。その差が人生の差につながる」とフランスの哲学者、デカルトも述べています(『いい言葉は、いい人生をつくる』斎藤茂太、成美文庫)。今年の暮れになってまた同じ事を言わないで済むよう、新年明けた今のうちから11日を大切に過ごしていきたいと思います。

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仕事始め2016

 14日は事始め。官公庁などでの仕事始めの様子がテレビや新聞で報じられると、世の中の正月気分も一段落するのではないかと思います。もっとも、老健施設に勤める者としては、年末年始関係無く、利用者の皆様のケアに細心の注意を払っているわけですが・・・。

 そうは言うものの、新しい年を迎え、気持ちを新たにして仕事に取り組む一助として、「介護老人保健施設の理念と役割」をおさらいしたいと思います。公益社団法人全国老人保健施設協会(全老健)のホームページにも掲載されている他、同協会が毎月発行している協会機関紙、「老健」からそれを抜粋し、以下に記します。さあ、今年もがんばりましょう!!

 

「介護老人保健施設の理念と役割」

 介護老人保健施設は、利用者の尊厳を守り、安全に配慮しながら、生活機能の維持・向上をめざし総合的に援助します。また、家族や地域の人びと・機関と協力し、安心して自立した在宅生活が続けられるよう支援します。

 

1.包括的ケアサービス施設

 利用者の意思を尊重し、望ましい在宅または施設生活が過ごせるようチームで支援します。そのため、利用者に応じた目標と支援計画を立て、必要な医療、看護や介護、リハビリテーションを提供します。

2.リハビリテーション施設

 体力や基本動作能力の獲得、活動や参加の促進、家庭環境の調整など生活機能向上を目的に、集中的な維持期リハビリテーションを行います。

3.在宅復帰施設

 脳卒中、廃用症候群、認知症等による個々の状態像に応じて、多職種からなるチームケアを行い、早期の在宅復帰に努めます。

4.在宅生活支援施設

 自立した在宅生活が継続できるよう、介護予防に努め、入所や通所・訪問リハビリテーションなどのサービスを提供するとともに、他サービス機関と連携して総合的に支援し、家族の介護負担の軽減に努めます。

5.地域に根ざした施設

 家族や地域住民と交流し情報提供を行い、さまざまなケアの相談に対応します。市町村自治体や各種事業者、保健・医療・福祉機関などと連携し、地域と一体になったケアを積極的に担います。また、評価・情報公開を積極的に行い、サービスの向上に努めます。

さよなら2015

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 平成27年もついに大晦日を迎え、新しい年にタスキをつなごうとしています。いろいろな事があった西暦2015年、皆様におかれましてはいかがな年だったでしょうか。

 かえりみますと今年も当協会のブログは月曜日から金曜日、つまり土日を除く毎日欠かさず更新し、何らかの情報を発信し続けることができました。これもひとえに閲覧下さっている皆様のおかげであると深く感謝申し上げます。

 官公庁をはじめ、多くの企業等が既に仕事納めを済ませ、年末年始の休暇になっています。しかし老健施設に勤め、利用者の皆様のかけがえのない命を預かる私達にとっては、むしろこの時期こそ平素以上の注意を払って業務に取り組もうと思います。

当協会に対しては、会員施設の皆様はもとより、多方面の方々から並々ならぬお力添えをいただき厚く御礼申し上げます。来年もまた、変わらぬご理解、ご協力方お願い申し上げ、年末の挨拶とさせていただきます。 

青太完走7844人

 「第29回青島太平洋マラソン2015」が1213日、宮崎市で開催されました。

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 景色の美しさやアップダウンの少ないコース、そして沿道からの温かく、あるいは熱い声援など、全国的にも人気の高いこの大会、今回はなんと12,198人もの参加がありました。

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 そのうち最も参加者の多いフルマラソン(42.195キロ)には9,890人がエントリー。サンマリンスタジアムをスタート・ゴールとし、途中から顔を出した宮埼らしい青空の下、宮崎県庁や宮崎市中心市街地、宮崎神宮に青島トロピカルロードなどを国内外のランナーが駆け抜け、7844人が完走しました。

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 全国的なマラソンブームが衰えを知らぬ中、宮崎県で唯一の市民向けフルマラソンがあるこの大会、年々参加者が増え、今回はネットでの受付開始と同時に申し込みが殺到。1時間くらいでエントリーを締め切ったそうです。そういうこともあってか、第30回の記念大会となる来年は、参加者を抽選で決定することも検討されていることが、マスコミで報じられていました。運動療法の基本である有酸素運動の代名詞とも言えるマラソンに、老若男女が取り組むのはすばらしい事だと思います。しかしマラソン人気がますます高まり、大会に出たくても出られない市民ランナー(「マラソン難民」と言うらしいです)が増えてくると、これはこれでまた困ったことかもしれません。

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最近は複数のランナーがチームを組んで周回コースをグルグル走ってたすきをつなぐ「リレーマラソン」も各地で行われるなど、多くのランナーが走れるよう工夫したレースも見かけるようになりました。このマラソンブームが一過性で終わるのではなく、走る習慣を通じてより多くの人が健全な心身作りに取り組み、健康寿命がどんどん延びていけばすばらしい事だと思います。 

メリークリスマス2015

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 1225日はクリスマス。各老健施設においても、この時期にちなんでクリスマス会が開かれたことと思います。”キリストの降誕祭”と「広辞苑」には載っていますが、全国各地でクリスマスのイベントが開かれていることと思います。

クリスマスケーキやサンタクロースがそっと届けてくれるプレゼントなど、子供時代は胸躍る気持ちでこの日を待ちわびていたものでしたが、それは今も変わっていないのではないでしょうか。

 世の中が平和のうちにクリスマスを迎えるとともに、皆様が健康でいきいきと暮らせるよう祈りつつ、この日を過ごしたいと思います。

あかつきの星

 日本初の惑星探査を目指す探査機「あかつき」が127日、金星を回る軌道投入に見事成功しました。2010127日の失敗からちょうど5年経ったこの日の再挑戦での快挙はマスコミでも大きく取り上げられました。

 地球と似た岩石質で、「双子星」とも呼ばれる金星は、「明けの明星」、そして「宵の明星」とも言われ、時期によって明け方の東の空や夕方の西の空に見られ、その明るさは太陽、月に次いで3番目に明るいので、非常に見つけやすい星です。

「広辞苑」で「明けの明星」を調べると、「明け方、東の空に見える金星」とあります。また「あかつき」と読む「暁」の字のついた「暁星(ぎょうせい)」については、「(1)夜明けの空に残る星、(2)特に、明けの明星(ミョウジョウ)。金星」と載っています。したがって、「あかつき」が「あかつきの星」の軌道に入ったということです。宇宙航空研究開発機構(JAXA)はもちろん、成り行きを見守っていた多くの人がその成功を喜びました。

「あかつき金星軌道投入」と5段見出しが立った翌128日の宮崎日日新聞が届いたちょうどその頃、東の空ではこのような光景が見られていました。

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↑地球上で話題の的となっていた金星(右上)に、下弦の月が左下から向き合うように接近していました。月から探査機「あかつき」が、金星の軌道を回っているのが見えていたら、次のような会話が交わされていたのではないでしょうか。

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【月】:「あら、ビーナス。地球の『日本』という国の『人間』という生物が飛ばした物体がクルクル回り出しましたわね。うちにはいなかったウサギを捜しに行ったのかしら」

【金星】:「こんばんは、ルナ。旧ソ連やアメリカ、そして欧州宇宙機構(ESA)なんかは1960年代から来ていたけど、日本からのは初めてだわ。6種類の観測装置が搭載されていて、ウサギじゃなく私を覆っている分厚い雲を立体的に調べるんだって」

【月】:「そうなの。私の所には1969年に『アポロ11号』というのが着陸して、アームストロング船長という人が降りてきて、『これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、

人類にとっては偉大な飛躍である』って言ったのよ。ビーナスの所に人間が来るのももうすぐかもね」

【金星】:「いやいや、ルナ。うちは厚さ数キロの硫酸の雲があるし、気温だって460度。それに秒速100メートルの『スーパーローテーション』が吹きまくってるから、着陸は無理じゃないかしら(^_^;)

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 それはさておき、主エンジンの故障で失敗した1回目であきらめることなく、よくぞ成功してくれたものだと拍手をおくりたいと思います。観測は2年間続けられるとのこと。大気現象をはじめとする金星の謎がこれからどのように解き明かされるか、楽しみに待ちたいと思います。

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