雑談

5月9日呼吸の日

5月9日は「呼吸の日」。日本呼吸器学会が「呼吸に大切な肺を守る」として、8月1日の「肺の日」(1999年制定)に続き、2007年に制定。この両日のいずれかを中心に、全国各地で「呼吸に大切な肺を守る」ため市民公開講座などを催しているそうです。

 肺炎は日本人の死亡原因第三位。特に高齢者の場合、肺炎にかかりやすく重症化することが懸念されます。老健施設に勤める者の一人として、この「呼吸の日」を機に、利用者の命をおびやしかねない肺炎について今一度理解を深め、呼吸に大切な肺を守る一助にしたいと思います。

こどもの日2018

 明日5月5日は「こどもの日」。祝日法2条によれば、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことを趣旨として、1948年に制定されたそうです。

 かつてはこの時期になるといたるところで鯉のぼりが青空埋め尽くさんばかりに泳いでいたのですが、近年は少子化や住宅事情などの影響か、数が減ったり、小さくなったりしているように思えます。

 とはいえ、子どもの健全な成長を願う親の気持ちに今昔の違いはないはず。そして孫やひ孫、さらには玄孫(やしゃご)の成長を、自らの生きがいとしている高齢者も少なくないと言えます。ゴールデンウィークとあって、各老健施設では帰省したご家族と久しぶりの再会に喜び、見違えるような孫(ひ孫、玄孫)の成長に驚きと感動を覚える利用者で笑顔の花咲くシーンが見られているかと存じます。利用者の皆様やご家族の方々の幸せや喜びを、自らのものとして共有しながら、心を込めて業務に当たって参りたいと思います。

5月になりました(日本赤十字社創立記念日)

  5月1日は「日本赤十字社創立記念日」。明治10年(1877年)のこの日、佐野常民(さのつねたみ)、大給恒(おぎゅうゆずる)らが赤十字社の前身となる「博愛社」を設立し、西南戦争の負傷者を政府軍・西郷軍の区別なく救護したことに由来するそうです。

 現在放送中のNHK大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」は、なかなかの好評を博しているようです。はたしてこの博愛社の活躍の様子が登場するかどうかはさておき、どちらの軍であろうと、分け隔て無く救護に尽力した博愛社の精神には頭が下がる思いです。

 2018年も残り8か月となりました。博愛社の精神に思いを寄せつつ、利用者の皆様に対する敬愛の念を絶やすことなくケアに邁進いたしましょう。

最長9連休!?(ゴールデンウィーク2018スタート)

 平成30年のゴールデンウィークが明日から始まります。この「平成」という元号は来年の4月30日までですので、まとまった連休として平成の時代に迎えるゴールデンウィークは今年が最後ということになるかと思います。

 5月1日と2日も休みにして、豪華9連休(!)という企業もあるようですが、それとはあまり関係ない老健スタッフも少なくないかと存じます。休診する医療機関も多い連休期間ですから、平素以上の注意をもってリスク回避、安全確保に努めながらケアにあたりましょう。

 また遠方から帰省し、来設、面会に来られるご家族もおられるかと思います。いつも通り、礼節を重んじた対応を心がけましょう。

最初の一歩(4月19日)

 4月19日は「最初の一歩の日」。江戸時代の地理学者で測量家伊能忠敬(1745~1818)が蝦夷地の測量に出発すべく「最初の一歩」を踏み出した日が寛政12年(1800年)4月19日とのことで、「地図の日」とも呼ばれているそうです。没後200年にあたる平成30年は、これにちなんで様々な事業、行事が予定されているようです。

 介護報酬が改定され、介護老人保健施設も最初の一歩を踏み出したところだと思います。伊能忠敬が作製した地図は「大日本沿海輿地全図(だいにほんえんかいよちぜんず)」。私達が利用者本意のケアを提供するため作成される地図は「ケアプラン」。皆でこの地図をしっかり確認し、連携を密にして歩んで参りましょう。

間違った知識に注意

 「間違った知識には注意せよ それは無知よりも危険だ」と言ったのはアイルランドの劇作家、バーナード・ショー(『偉人のアフォリズム101』、紫月尼蜜香著、東邦出版)。

 各老健施設でも新入職員を迎え入れ、新人研修が行われているところかと思います。最初の段階で間違った知識を身につけてしまっては、後からそれを修正するのは大変であることはもちろん、利用者のケアの質低下にも直結しかねません。

 研修、指導する方も自らの知識を再確認するには良い時期だとも言えます。皆で学びを深め合い、より良いケアにつなげてまいりましょう。

見ごたえあった2018年の桜

  今年の桜は全国的に早く咲き、宮崎県では宮崎地方気象台が3月16日に開花を発表。高知県に次ぐ全国2番目とのことで、これは平年より8日早く、昨年と比べると実に17日も早い開花となりました。

 そして今年は好天に恵まれ、長い期間桜を楽しむ事ができました。さらに、ちょうど満月と満開の時期が週末に重なるという好機もあり、県内各地の桜の名所では昼夜大勢の花見客で賑わったようです。

(↑上の2枚は満月の一歩手前です)

(↑これは満月が満開の桜に沈もうとしているところ)

 各老健施設でも、利用者に花見を楽しんでいただけたのではないかと思います。来年も今年のように長い期間、美しい桜を愛でることができたらいいなあ、と今から願っているところです。

しっかり調律し日々のケアを(4月4日「ピアノ調律の日」)

 4月4日は「ピアノ調律の日」。「4月」の「April」の頭文字がピアノ調律に使われるピッチ音「A」と同じで、その周波数が440ヘルツであることから1994年に一般財団法人日本ピアノ調律師協会がこの日に決めたそうです。

 同協会のホームページによると「ピアノは生きもの」であり、「皆さんが健康管理をする様に、ピアノにも『調律』という健康管理が必要です」と調律の必要性が述べてあります。ピアノが置いてあり、そして定期的に調律を頼んでいる老健施設もあろうかと思いますが、その作業風景を見ていると本当に丁寧に、細心の注意を払いつつ、心を込めて調律をしておられ、頭が下がる思いです。

 88ある鍵盤のどれか一つでも音が合っていないと、全体の調和がとれなくなり、思った伴奏ができなくなってしまいます。私たち他職種で仕事にあたっている老健施設も然り。皆で連携をしっかり取り、調和がとれたケアが実践できるよう、常に自らの調律に努めて参りましょう。

平成30年度スタート

 平成30年度が昨日から出発進行しました。そしてご存知の通り、この「平成」という元号も来年4月30日までとなりました。一日一日を大切に過ごしたいものです。

 新年度開始に加え、介護報酬改定への対応などで会員老健施設の皆様も何かと慌ただしい中で月曜日を迎えられたのではないかと存じますが、日々のケアは待ったなし。平素以上の気配り、心配りをもって、業務に当たって参りましょう。

さよなら29年度

【一瞬一秒:いっしゅんいちびょう】

春の日の出に描かれた

この瞬間をそのままに

君に見せたい贈りたい

心もはずむ一春一描

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 早いもので気がつけば平成29年度も明日までとなりました。写真は3月11日の早朝、大淀川の下流で撮影したものです。工事中の新小戸之橋の仮橋上流側から待っていると、河口より少し北側から顔を出した朝日が少しずつ、しかし止まることなく静かに上昇を続け、一ツ葉大橋、そして赤江大橋の上に達した時にシャッターを切りました。川面にできた光の帯が少しずつ長くなり、こちら側に伸びてきました。

この光景も刻一刻と姿を変え、朝日は数分のうちに一旦仮橋に姿を消し、その後その上から現れました。まさしく「一瞬一秒」で変化していった「一春一描」でした。

介護報酬が改定され、来週から新しくスタートする平成30年度。この朝の光景を思い出しつつ、一瞬一秒を大切にしながら日々の業務に当たって参りたいと思います。また来年度もこのブログは引き続き更新して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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