雑談

世界人口デー

 711日は世界人口デーでした。総務省統計局のホームページ(http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2010/kouhou/ala/a23.htm)には、「1987(昭和62)年の同日、世界の人口が50億を超えたことから、世界の人口問題への関心を深めてもらうため、国連人口基金(UNFPA)により制定されました」とあります。

 同ホームページは更に「国連の推計によると、2010年の世界の人口は69億人となっています。今後、アジアやアフリカを中心に増加を続け、2050年には91億人に達すると見込まれています」と続いていました。23年で19億人したわけです。

 一方、同局には「人口減少社会『元年』は、いつか?」というページがあります(http://www.stat.go.jp/info/today/009.htm)これによると、日本の人口が継続して減少し始めた年は2008年。その前年である2007年に日本は(65歳以上の高齢者が全人口の21%を超える)超高齢社会を迎えており、さらに報道などでもご存じの通り、「平成24915日現在の65歳以上の高齢者人口は3074万人となり、初めて3000万人を超えました。また、総人口に占める割合は24.1%で、過去最高となりました」と紹介されていました(http://www.stat.go.jp/info/guide/asu/2013/17.htm)。来年の2015年には、団塊の世代が65歳以上になるため、この割合はさらに高くなっていくと思われます。

 このような情勢の中、介護老人保健施設が果たすべき役割はますます重要になってくると言えます。「人口」ということに関連する様々な数値から導かれる我が国の未来、そして老健の責務について考えさせられた「世界人口デー」でした。

七八(しちは)

 七月八日。というわけで『広辞苑』を開いてみると、ありました。「七八」という言葉。

 「七八」と書いて「しちは」と読むこの言葉、「(1)さいころでする博奕(バクチ)で、いちかばちか、勝負を一度に賭けること。(2)商売などで、思いきって冒険をすること」とありました。

 この中で(2)の”思いきって冒険をする”という事・・・。毎日の暮らしの中で、なかなか「冒険をする」という事はないのではないでしょうか。もちろんギャンブルを勧めるつもりは毛頭有りません。これまでやってみたかったあれやこれや、思い切ってやってみるきっかけにする78日にしてみてはいかがでしょうか。新しい自分への第一歩を踏み出すために。

志ある者は事ついに成る(W杯初戦応援しよう)

 615日午前10時。ついに2014FIFAワールドカップブラジル大会において、日本代表の初戦、コートジボアール戦が始まります!ちょうど日曜日の朝とあって、多くの方がテレビの前で応援することでしょう。決勝トーナメント進出、そして念願の世界一に向けて、是非とも勝利して欲しいと願います。

「志(こころざし)ある者は事竟(つい)に成る」という言葉が『後漢書』にあります。『リーダーシップ名言集(鎌田 勝、三笠書房)』には「志とは、その集中点、エネルギーの方向を定めるのに不可欠のものである。人間はそうなりたいものになれる性質を持っていると実証哲学者W.ジェームズがいっている」と書いてありました。つまり「優勝したい!」と強い執念を燃やす事が大事なのではないかと思います。

いよいよ始まったW杯。日本代表メンバーだけでなく、私たち応援する側も、世界の頂点に向けて志を高くしましょう。「事竟に成る」ように!

スポーツ通じて心身健康(県民総合スポ祭)

 みやざき県民総合スポーツ祭が県内各地で開催中です。競技とレクリエーションの部の60競技に約12千人が参加するとのことですから、これは宮崎県における最大規模のスポーツ祭典と言ってよいのではないでしょうか。

 61日(日)、宮崎市の宮崎県総合運動公園第一陸上競技場では、陸上競技が行われました。

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短距離、中距離、長距離のトラック競技(10kmは場外コース)、そして跳躍(走り幅跳び、走り高跳び)や投てき(砲丸投げ、円盤投げ)のフィールド種目などが、公認の審判員が公認の機器を用いて、本格的に繰り広げられました。

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(↑走り幅跳び。踏みきりをジャッジする審判員も真剣)

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(↑気合いの入ったジャンプ。会場から大きい声援が飛んでいました)

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(↑炎天下にもかかわらず、ボランティアの高校生も大会運営に大活躍!)

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(↑老若男女が猛スピードで駆け抜けた100メートル)

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(↑中距離走では一人旅のトップランナーに驚きまじりの歓声が)

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(↑女性選手も負けてはいません!)

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(↑本当に暑い中、それぞれがベストを尽くしていました)

老若男女が日頃の練習の成果を余すことなく発揮しようと、真剣に競技に臨む一方で、選手同士が交流、親睦を深め、充実した大会となりました。

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(↑競技が終わって仲良く記念撮影するベテラン選手。とても80歳代には見えません)

 様々なスポーツを通じて、県民の心身の健康維持・増進がはかられ、県全体が元気になっていくといい、そう思った大会でした。

「ともえの日」

 69日は「ともえ(鞆絵・巴)の日」です。「ともえ(鞆絵・巴)」を「広辞苑」で調べると「鞆(トモ)の側面を図案化した模様。鞆の尾を長く引いたのを尾長鞆絵という。鞆を一つないし三つ円形に配したものを、その数によって一つ巴・二つ巴・三つ巴などという。太鼓・瓦の面などにえがく。紋所としては、巻き方の向きにより左右の別がある」とあります。

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 ↑↑↑これは「右二つ巴」という図柄です。これを少しだけ時計回りに回転してみると・・・

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 ↑↑↑こうなります。これを左右に少しだけ引き離してみると・・・

 

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 ↑↑↑こうなります。ここまでくるともうおわかりの方もいるでしょう・・・

 

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 ↑↑↑はい!みごとに、「6」と「9」になりました。このようなわけで「6」月「9」日は「ともえの日」となったのだそうです。ははぁーっ、なるほど。

 

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 ↑↑↑これは「右みつどもえ(三つ巴)」という図柄で、和太鼓によく用いられています。

ちなみに「みつどもえ」を「広辞苑」で調べると「三者がからみ合って対立すること」とありますが、老健施設において「対立」はよくないですね。様々な職種がその専門性を発揮し合う中で、意見を戦わせる事はあっても、そこから統一した最良の方針を出していくことが大事だと思います。和太鼓よろしく、利用者本位のケアプランをドドーンと策定し、そしてそれをドドーンと響き良く実践していきましょう。

おむつかぶれ原因解明!

 411日の朝日新聞に「おむつかぶれ理由わかった」という記事が載っていました。京都大学のグループがマウスの実験で、おむつかぶれなど皮膚への刺激で起きる炎症の仕組みを解明したとのことです。

 記事によると「白血球の一種で血液中の数パーセントを占める好酸球と好塩基球が炎症に関わることを確認。さらに詳しく調べ、好塩基球がまず刺激部分に入り込み、特殊な物質を作り出して好酸球誘導していることを突き止めた」のだそうです。

 今まで「起きる仕組みはよくわかっていなかった」というおむつかぶれの原因がわかったことで、より有効な治療方法ができるといいと思いました。またおむつかぶれを起こさないためのケアのあり方を確立していくことがそれ以上に重要であり、利用者様の生活の質の向上につながる・・・。そう考えさせられた記事でした。

すべての個性


 「すべての個性には、おのずからの美あり」とはアメリカの思想家、エマーソンの言葉だそうです。『リーダーシップ名言集』(鎌田
勝、三笠書房)という本に載っていました。 

この言葉に関して同書には「人間味といわれるものは個性である。人間尊重の時代とは、とりもなおさず個性尊重の時代である。個性とは人間の個人差である。大量生産の商品とちがって、人間にはひとりひとりにちがいがあり、その個人差が何ともいえない人間味をかもし出しているのである」と書いてありました。

エマーソンは1882年、78歳でこの世を去っていますが、この考えは130年あまりの時を超えた現代でもなお息づいていると言えます。特に老健施設で働く私たちにとって、利用者様ひとりひとりに違いがあり、それを尊重したケアを行っていくことが大切だと思いました。もちろん、大量生産の商品などと比べるなんてもってのほかです。尊重、そして尊敬の念をもって仕事にあたろうと改めて考えさせられた明言です。

花鳥風月


 「花鳥風月(かちょうふうげつ)」は『広辞苑』によると「
(1)天地自然の美しい景色、(2)風流な遊び」とあります。今年もまた各地で桜が咲き、人々をなごませてくれましたが、せっかくなので、月と桜を写真に納めてみようと三脚にカメラを据えて撮ってみました。

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左側に光るのは見ての通り月。そして右側には金星が光っています

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拡大してみました。三日月(下弦の月)ですが、30秒シャッターを開いたので少し動いています。また、光ってない所も見えています。

 「花鳥風月」というほどの写真ではありませんが、日本の国花の一つでもある桜。あっという間に散ってしまうからこそまたいいのかもしれません。また来年も咲き誇って欲しいと思います。そしてその時までにはもっとカメラの腕をあげておきたいものです。

春遠からじ

  とある2月の昼下がり、宮崎市の平和台公園に春を探しに行ってみました。

 

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(↑正面の階段が緑のトンネルを作っていました)

 

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(↑花壇の花々が春待ち顔で迎えてくれました)

 

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(↑第2駐車場から大淀川を眺めたところ。春霞っぽい!?)

 

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(↑春の行楽シーズンを前に、樹木の剪定作業が行われていました)

 

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 昔は”フラワーフェスタ”の会場でもあり、ものすごく多くの観光客でにぎわっていたのですが、剪定作業の音だけが響き渡る、静かなこの日の平和台公園でした。寒い日がまだ続きますが、春の足音は、少しずつ大きくなっているような、そんな予感がした午後でした。

明けの明星綺麗ですo(*’▽’*)/☆゚’

寒い日が続いています。「布団から抜け出すのが辛い(*vωv)」という方も少なくないのではないでしょうか。そんな方に、ちょっと耳より(?)なお知らせです。

日の出前後、つまり一番気温が下がって、つまり一番「布団から出られない」というまさにその頃。東の空はこんな天体ショーが繰り広げられています(*^^)/*☆♪

 

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これは「明けの明星」こと金星です。別名「暁星(ぎょうせい)」とも言う通り、暁(あかつき)の頃の東の空に、太陽が出る直前までキラキラキラキラ☆彡と輝いています。写真ではわかり辛いのですが、肉眼でみるとこんな感じ、というのを写真を加工して表現してみました。

 

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↑ちょっとやり過ぎてしまいましたね(*vωv)。でも実際に見ると、一日のやる気がわいてくる、はずです。

今年はこの金星による朝の光景(まさに「光景」ですね)が、秋まで楽しめます。思い切って布団から飛び出して、東の空を眺めてみてはいかがでしょうか。

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