協会活動報告

高齢者の「薬」について学びました(支援相談員部会:その1)

(公社)宮崎県老人保健施設協会支援相談員研究部会は221日、宮崎市の宮日会館で平成26年度第2回の研修会を開きました。その模様を、同部会委員長で介護老人保健施設むつみ苑の支援相談員、清 徳昭さんにレポートしていただきました。

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一般社団法人宮崎県薬剤師会からのご紹介で、宮崎県薬剤師会の常務理事で、日南地区医薬分業支援センター会営薬局の松尾吉剛先生に「高齢者に処方される薬の効果と弊害」と題して、日本薬剤師会が発行されている「薬との上手なつきあい方」と書かれた冊子を基に、補足する部分をパワーポイントを使用してご講演頂きました。

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冊子の中は6章で構成されており、順をおって説明していただきました。

1章の薬が効くしくみについては飲む量によって少なければ無効域で効果がでないし、量が多ければ副作用域になり、効果が出すぎて副作用を起こすので、有効域での量を適切に飲むことが大事であるとの説明がありました。有効域に達していないといくら薬を飲んでも良くならないことがあるとのことでした。

2章では「13回」の内服指示の薬は1回の内服で6?8時間の効果があり、朝食で飲み忘れた内服も午前中に飲めば大丈夫であり、その際は次の内服の時間を8時間空けて下さいとの説明がありました。

薬は適切な時間で決められた量や回数を守ることは大切であるが、飲み忘れた際の対応も説明頂けたので参考になりました。薬の飲む時間にも意味があり、空腹時に飲むのが一番効くとの説明でしたが、副作用のリスクを下げるには食後の内服になるとの説明でした。

また、今までお茶で薬を飲むのは種類によって効果がなくなると思っていましたが、先生のお話しでは現在製造されている薬ではお茶で飲んでは効果がなくなる薬はないとのことでした。また錠剤やカプセル薬が飲みにくい方は味噌汁等に混ぜて内服されても良いとのことでした。

3章の副作用と相互作用では、副作用として眠気には注意してくださいと言われました。市販薬の総合感冒薬は全ての成分が入っているので特に車を運転する際には注意してくださいとのことでした。相互作用としては酸化マグネシウムのカマグとニューキノロン系抗菌剤(クラビット)では同時に内服すると効き目が落ちるので、抗菌剤を内服してから2時間の間隔をあけて飲むと影響がないとのことでした。食べ物などとの相互作用としては効きにくくなる代表として、ワルファリン(血栓を防ぐ薬)と納豆(ビタミンK)の代表的な説明の中で、ビタミンKを多く含む他の食品としてクロレラ、青汁、緑黄色野菜があるが、緑黄色野菜は特別多くの量をいっぺんに食べることは少ないのでそんなに気にしなくていいですとのことでした。効きすぎになる代表としてはカルシウム拮抗剤(高血圧等の薬)とグレープジュースを説明され、他の柑橘類では温州ミカンは大丈夫であるが、キンカンは相互作用が起こるとのことでした。

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(つづく)

糖尿病の食事療法学びました(栄養給食部会:その5)

 筋肉を元気にすることが、高齢者糖尿病の患者にとって大切であると学んだ218日の栄養・給食研究部会研修会。講師の独立行政法人地域医療機能推進機構 宮崎江南病院副院長、松尾剛志先生は次のキーワードとして「歯科医師の参加」を挙げました。その理由の一つとして示したのが「歯周病、歯周炎の問題」。これは糖尿病の合併症として注目されており、慢性炎症はインスリン抵抗性を増大させる一方、加療することで糖尿病コントロールが改善されるそうです。

 また、噛めないと肉などが食べられないなど、噛むことの効用が大きい事や、嚥下性肺炎の問題もあり、歯科医師の参加が大事だとのことでした。

 そして4番目のキーワードとして学んだのが「腸内細菌」。成人の消化管に約1000種類、100兆個、1.5キログラム存在する腸内細菌の特徴や成立および年齢による変化、遺伝的因子の関与は低く、出生直後から離乳期までの環境因子が重要である個人に特有な腸内細菌叢、腸内細菌の重要な役割などを踏まえ、腸内細菌叢が乱れると短鎖脂肪酸を生成する細菌種が減少し、インスリン抵抗性が増大したり、肥満になったりして、糖尿病には非常に悪い事などを学びました。

 そして腸内細菌に注目した糖尿病治療として(1)食事療法、(2)プロバイオティクス、(3)プレバイオティクス、(4)薬物療法、(5)FMTfecal microbiota transplantation)があり、それぞれについての説明が、スライドを用いてありました。

 最後に今回のテーマである「糖尿病の食事療法 ?最近の私の考え方?」について

 

1.ひとそれぞれ!画一した栄養管理方法はなし!

2.カロリー制限は、肥満者のみ!

3.タンパク質を意識した栄養管理方法を!(レジスタンス運動とともに!
筋肉量維持! 腰から下肢にかけての筋肉を元気に!)

4.歯科医師との連携が大切!(歯周病治療、義歯、口腔ケア)

5.腸内細菌にも関心を!(プロバイオティクス、プレバイオティクス)

 

・・・の5項目を提示し、講演を締めくくった松尾先生に、感謝の拍手がおくられました。

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 情報や意見を交換し、問題意識を共有するとともに、来年度の事業方針を検討し合った午前中、そして糖尿病の食事療法を様々な方向から考え、わかりやすく学ぶことができた午後。栄養・給食研究部会が開いたこの日の研修会は、明日からの業務につながる大変有意義なものとなりました。

(おわり)

糖尿病の食事療法学びました(栄養給食部会その4)

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「ひとそれぞれ」で、「画一した管理方法がない」という高齢者糖尿病の栄養管理。健康な人と代わらない日常生活の質(QOL)を維持するために、松尾剛志先生は次の3点をスライドに示しました。

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1.”制限する”、”我慢する”などはやめる!

2.口から自分の好きなものを噛んで食べること

・一般的な病院食はおそらくNG! 

・離乳食のような食事はNG !

・見た目は美しく!

・味はおいしく!

・自分の好みを入れる!

・肉や刺身が食べたい!

・食べ慣れたものを食べたい!

“→入院では限界!在宅へ!”

3.少しでも自分で動けること

・自分で歩いてトイレに行きたい!

・自分で外出したい!

“→骨格筋を元気に!”

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これを踏まえて、認知症やADL低下、転倒、うつ傾向など、加齢に伴う心身の機能の衰えによって現れる身体的・精神的諸症状である「老年症候群」は、高齢者糖尿病の場合、そうでない人に比べて約2倍多く、食事療法や運動療法、そして薬物療法は困難であることなどを学びました。

そして、高齢者糖尿病の人は骨格筋が減少してインスリンによる血糖取り込みが低下(インスリン抵抗性の増悪)する一方、身体活動量も低下することで、糖尿病がますます悪くなることをスライドに示しながら、「筋肉(骨格筋)を元気にすること、維持することが大事です」と説明。ただし、いわゆる”筋肉ムキムキ”というのではなく、年齢と共に筋肉量が減るのを防ぎ、維持することが大事だとのことでした。

(つづく)

糖尿病の食事療法学びました(栄養給食部会:その3)

「糖尿病の食事療法 ?最近の私の考え方?」と題した松尾剛志先生の講演は、糖尿病の食事療法の歴史(世界・日本)を踏まえて、「食事法は、個人の好みで選べばよい」、「おすすめは地中海食」、「カロリー制限は肥満者のみ」、「適度のアルコールはOK」などの項目が盛り込まれた、最新の欧米の糖尿病の食事療法が紹介されました。また、インスリン抵抗性改善という点で食事療法を考えると、(1)肥満防止、(2)高齢者(サルコペニア防止)、(3)歯科医師、(4)腸内細菌・・・の4つがキーワードになるとのことでした。

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 また、「高齢者はどういう人達かと言うと、『特殊』で『多様な集団』だと思います。若い人とは違うし、同じ年齢の高齢者でも違いがあり、ものすごくバラエティーに富んでいます」とし、体成分構成(筋肉と水分が減り、脂肪が増える)やエネルギー消費量(基礎代謝量や運動での消費量、NEAT=non-exercise activity thermogenesis非運動性身体活動”による消費量が低下する)、 生理機能(肺、腎、心、消化吸収などの機能が低下する)などに関する特殊性を、スライドを用いて説明。「筋肉が落ちるとインスリン抵抗性が必ず増悪します」、「運動だけでやせようと思ったら、プロ並みにやらないと落ちません。NEATは身体活動量。ビルの4階にいる人が1階に忘れ物をした場合、電話をかけて持って来させるのと、エレベーターで下りて取りに行くのと、階段で下りて取りに行くのとでは大きく活動量が違います」などとわかりやすく具体的な例を示しました。また口腔機能や消化管運動、嚥下機能などの低下や貧困、社会的孤立、認知症などといった高齢者の特殊性が食欲低下を来していることを指摘しました。

 そして高齢者の多様性については「エベレストに登頂する80歳もいれば、ベッドに寝たきりになっている80歳もいます。男女でも、そして昔と今でも違います」とし、「常に『ひそれぞれ』だと考えて下さい」と強調しました。

 このような事から、「高齢者糖尿病の栄養管理は『ひとそれぞれ!』、『画一した管理方法はない』」とし、高齢者のQOL(生活の質、人生の質、生命の質)を維持するように、ケースバイケースで進めていきましょう」と呼びかけました。

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(つづく)

糖尿病の食事療法学びました(栄養給食部会:その2)

 (公社)宮崎県老人保健施設協会栄養・給食研究部会が218日、宮崎市のニューウェルシティー開いた研修会。午後からは「糖尿病の食事療法 ?最近の私の考え方?」と題した講演がありました。講師には独立行政法人地域医療機能推進機構
宮崎江南病院の副院長、松尾剛志先生にお越し頂きました。

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 多尿が症状の一つであることから、紀元前16世紀から2世紀にかけては「腎臓・膀胱の病気」と考えられていた糖尿病。19世紀から20世紀になるとインスリンの分泌が障害される「膵臓の病気」と考えられるように。しかし「インスリン値が高い人も糖尿病になっている。おかしい」ということから、インスリンがききにくい「インスリン抵抗性」が注目され、骨格筋が問題になっている現状を踏まえ、「糖尿病はインスリン作用不足に基づく慢性の高血糖を主徴とする代謝症候群である」ということから講演は始まりました。

「日本人のインスリン分泌能は、欧米人の2分の1しかないため、もともと糖尿病になりやすい」、「インスリン抵抗性は環境因子が大きく、1番のリスクは肥満。欧米人で糖尿病はものすごく太った人しかいないのに比べ、日本人はちょっと太っただけでも糖尿病になる」、「日本人はもともと糖尿病になりやすい傾向が遺伝的にある。だから体重を増やさないように気をつける必要がある」など、日本人が糖尿病になるリスクの高さを指摘した松尾先生。糖尿病の食事療法のポイントとして、(1)食事療法は、すべての糖尿病患者において、治療の基本であり、出発点である。(2)個々人の生活習慣を慎重した個別対応の食事療法が、スムーズな治療開始と持続のために必要であり、そのためには食生活の内容をはじめ、食事の嗜好や時間などの食習慣や身体活動量などをまず十分に聴取する。(3)はじめに行うことは、摂取エネルギーの決定。それから糖質、脂質、たんぱく質など摂取成分量を決めていく・・・の3つをスライドに示して説明すると、参加者は真剣な表情で聞き入っていました。

(つづく)

糖尿病の食事療法学びました(栄養給食部会その1)

 (公社)宮崎県老人保健施設協会栄養・給食研究部会は218日、宮崎市のニューウェルシティー宮崎で研修会を開きました。17人が参加し、情報交換や講義を通じて研鑽を深めました。

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(会場となったニューウェルシティー宮崎)

 午前10時から始まった研修会。午前中は平成27年度の事業計画検討会と情報交換が行われました。同部会副委員長の松浦美和子さん(ひむか苑)が司会を努め、あらかじめ実施したアンケート結果に基づき、意見を出し合いました。

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(司会の松浦副委員長)

 各施設の食事形態の種類やトロミ剤などの種類、在宅復帰時における摂食嚥下障害の利用者への栄養指導、行事食への取り組み状況、認知症と食事摂取、ソフト食への取り組みなどについて、各施設における現状を出し合いながら情報と問題意識を共有しました。

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特に認知症の利用者の食事に関しては、「食べてもらえない人に対してどうすればいいか?」という悩みを抱えている参加者が多く、「栄養士だけの力ではできない。他職種が連携を密にして取り組んでいくことが大事」ということを再認識しました。

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 また、施設と在宅では調理機器をはじめとする環境が異なるため、在宅復帰に向けた訪問指導をどのようにすればいいか?といった疑問も提起され、参加者は真剣に意見を交わしていました。

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 同部会の平成27年度の事業の展開方針については、会員施設の栄養・給食スタッフをはじめ、より多くの人を対象にした研修会を開くことや、屋外での実習、施設厨房見学、工場見学、会場を各地に移しての開催など、様々な意見が出され、これらをもとに来年度の事業を進めていくこととなりました。

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(つづく)

「老健みやざき31号」発行しました!

 当協会の広報誌「老健みやざき 31号」をこのほど発行しました。

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 年に2回発行している「老健みやざき」。今回の巻頭を飾るのは、県内44ある会員施設のうち1施設を訪問し、紹介する不定期掲載企画「老健ルポルター寿(じゅ)」。5施設目となる今回の訪問先は小林市にある「さわやかセンター」。雄大な霧島連山を一望できる広々とした屋内、四季折々の草花が楽しめる内庭、そしてそこで日々活躍するスタッフの様子や利用者の声などをお届けします。

 これに続いて協会各研究部会の活動報告、さらに会員施設の様々な職種の方にご寄稿いただいた「リレーコーナー」、そしてラストページは毎回好評の「人気のおすすめメニュー」などを掲載しています。

 「老健みやざき 31号」は宮崎県内の会員施設や、県内外の各関係機関に送付するほか、当ホームページからも閲覧、ダウンロードできるようアップする予定です。どうぞお楽しみに。

研修会開きます(在宅支援部会)

(公社)宮崎県老人保健施設協会在宅支援研究部会は320日(金)、1530分から宮崎市中央公民館中研修室で研修会を開きます(17時まで)。

この研修会では、去る121日、会員老健施設を対象に行った在宅復帰等に関するアンケートの調査結果報告を行います。

この研修会は無料で参加できます。くわしくはこちら会をご覧の上、「参加申し込み用紙」により、介護老人保健施設サンヒルきよたけ(担当:支援相談員 黒木、Fax0985-84-0700)までお申し込み下さい。申し込み締め切りは313日(金)です。

なお、研修会終了後、1830分より懇親会を開催します(場所:『よしの』、宮崎市高松町1-29 よしみビル1F、参加費3,500円)。介護保険制度改定・介護報酬改定への対応や、在宅復帰に関する取り組みについて、職種を越えて情報交換できる場にしたいと考えていますので、ふるってご参加下さいますようお願いいたします。

研究発表の手法学びました(ケアプラン部会:その8)

 グループワークに続き、それぞれのグループで真剣に話し合ってまとめ上げた研究計画書の発表会がありました。各グループとも小野先生の講義の内容が反映されており、研究動機や研究目的、研究方法等がよく吟味されたものでした。受講者は自分達のグループと他グループとの研究に対する切り口の相違などを比較しながら聞き入っていました。

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このように熱心な雰囲気の中で行われた研修会。あっという間に時間が過ぎ、閉会を迎えました。「研究というのは対象の理解を深めることにもなるし、私達のネットワークを広げ、スキルワークを深めることにもなるし、それを公表していくこで、それぞれの専門職の地位を高めることにもなります。とりかかりは苦痛だし、業務と並行して研究し、まとめていくのは大変辛いと思いますが、出来上がった時の達成感、そしてそれを活用して利用者が変わっていったときの満足感はとても大きいものです。今日の研修会が、『よし、研究をやってみよう!』と前向きに考えるきっかけになれば幸いです。私達も仕事の中で研究をやっています。皆さんが研究をやっている中で行き詰まったり、悩んだりした時にはお役に立てると思いますので連絡、相談して下さい」と、受講者に心強い言葉をかけて下さった小野先生に、会場からは感謝の拍手が贈られました。

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《お知らせ》

(※)先頃もお伝えしましたが、今年度は以下の日程で老健関係の研究発表大会が開催されます。いずれの大会も演題登録はこれからですので、各会員施設の皆様におかれましては、現在既に研究を進めている方もおられるかと思いますが、より多くの研究発表につながるよう、今から取り組まれた上で、その研究の成果をそれぞれの大会の場でご報告下さいますようお願いいたします。

老健関係の今年度の研究発表大会の予定】

16回九州ブロック介護老人保健施設大会in大分(平成27716日から17日、別府市ビーコンプラザ他)http://oita-roken.com/oshirase_kyushu-taikai.html

 

26回全国介護老人保健施設大会神奈川in横浜(平成2792日から94日、パシフィコ横浜)http://www.roken2015-kanagawa.jp/

 

◎第12回公益社団法人宮崎県老人保健施設協会研究大会(平成27117日、宮崎観光ホテル)

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(おわり)

研究発表の手法学びました(ケアプラン部会:その7)

 (公社)宮崎県老人保健施設高齢者ケアプラン研究部会が131日、宮崎市のJA 
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別館で開き、58人が受講した「事例研究発表のまとめ方」の研修会。宮崎県立看護大学看護研究・研修センター長で地域看護学教授の小野美奈子先生の講義に続き、グループワークが行われました。9つのグループに分かれた受講者は、講演の内容を振り返りながら、「研究計画書」の作成に取りかかりました。

 また、グループワークでは、ファシリテーターとして同大学から川原瑞代先生、多々良佳代先生、高橋秀司先生も加わり、小野先生と一緒に各グループを回って指導に当たっていただきました。

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(小野先生とファシリテーターの先生方。懇切丁寧に指導をしていただきました)

 実際の研究・発表に取り組むような心構えで熱心に行われたグループワークの様子(スナップ写真)を紹介します。

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(つづく)

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